【比較】TCDとSWELLの違い|企業サイト制作向きのテーマはどっち?自作・外注する場合のライセンスについて解説

【比較】TCDとSWELLの違い|企業サイト制作向きのテーマはどっち?自作・外注する場合のライセンスについて解説
初心者

TCDのテーマでサイト作ろうかな?
SWELLでサイトを作ろうかな?
どっちがいいの?

そんな疑問に答えます。

僕はSWELLとTCDのNANO、HAKU、GENSENなどのテーマ等を使った経験があります。SWELLとTCDテーマは使い勝手、ライセンスがものすごく違います。

正直使ってみないことには、自分の用途にあったのを選ぶのは不可能なんじゃないかと思います。

そうは言っても、両方のテーマを買うのはお金のムダですよね?

「買ったけど、やりたいことが実現できなかった」
「お金をムダにした」

テーマ選びに失敗しないよう、使い勝手部分をメインにSWELLとTCDテーマの違いを解説します。

この記事を書いた人
  • IT業界22年のベテラン エンジニア
  • WordPressで企業サイトの構築しています
  • 取り扱いWordPressテーマは300個オーバー
SWELLマニアの かんた です
目次

SWELLとTCDの概要

まずはSWELLとTCDの概要についてです。

WordPressテーマ「SWELL」とは?

WordPressテーマ「SWELL」とは?


SWELLの基本情報
テーマ販売事業者株式会社LOOS
テーマの価格¥17,600(税込み価格)
ライセンス複数サイトで利用可能
サポートあり
公式サイトhttps://swell-theme.com/
SWELLの基本情報

公式 SWELLをダウンロード

WordPressテーマ「TCD」とは?


TCDの基本情報
テーマ販売事業者株式会社デザインプラス
販売テーマHORIZON、CODE、FALCON、SOLARIS、TENJIKU、DROP、MASSIVE、CURE、Muum、meets、HAKU、FAKE、FORCE、EVERY、MIKADO、NOEL、TOKI、NANO、FAMOUS、DIVA、KADAN、GENSEN、VOGUE等
ライセンス
公式サイトhttps://tcd-theme.com/
TCDの基本情報

迷うことなくSWELL

同じWordPressテーマなんですが、SWELLとTCDはライセンスと使い勝手に大きな違いがあります。

詳しい解説は後々するとして、自分の会社HPを自作したい人、Web制作系の仕事でクライアントのサイトを作る僕のような人にはSWELLをおすすめします。

TCDのデモサイトを見て、「かっこいいい」「まったく同じデザインのサイトを作りたい

こういう人はTCDでも構いませんが、オリジナリティーを出すにはPHPのテンプレートなどを編集するスキルが必要になるケースがあります。

SWELLはブロックエディター上での操作なので、ほとんどコードを書く必要がありません。独自のフックも数多く用意されているので、テンプレートファイルを直接編集しなくても済むことがあり運用面でもかかなり楽です。

以下はSWELLで作成したサンプルです。SWELLの公式サイトにはあまりコーポレート系のデモサイトはありませんが、オシャレな企業サイトを作ることが可能です。

公式 SWELLをダウンロード

【比較】SWELLとTCDテーマのカスタマイザーの使い勝手

【比較】SWELLとTCDテーマのカスタマイザーの使い勝手


WordPressのレイアウトは一般的に「カスタマイザー」と呼ばれる設定画面から行います。サイト全体の色合いや、ヘッダーに表示するロゴ、全体のレイアウトなどをカスタマイザーで設定するとプレビュー画面に反映されるという作りになっています。

このレイアウト周りの設定方法は、SWELLとTCDに大きな違いがあります。

TCDは独自のテーマオプション

TCDのレイアウト設定は、独自の「TCDテーマオプション」という管理機能から行います。

TCDオプションの画面

WordPress標準のカスタマイザーとは違うので、他のWordPressテーマ経験のある人ほどビックリするかもしれません。

見ての通り、設定が正しく反映されたかを表示するプレビューがありません

プレビューが表示されないので、用語を理解できないと設定に戸惑います。

負のループ

  1. なんとなく設定してみる
  2. ページに移動して設定を確認する
  3. 反映されていない?
  4. 管理画面に戻る
  5. 設定し直す

マニュアルをじっくり読んで用語を理解している人なら大丈夫でしょうが、直感的に設定を行うタイプの人はちょっとイライラするかもしれません。

SWELLはカスタマイザー上にプレビューが表示される

SWELLのレイアウト設定は、カスタマイザー上から行う仕様です。

設定はプレビューに反映されます。パソコンでの表示だけでなく、タブレットやスマホでの表示形式も確認できる作りになっています。

レイアウトまわりの設定は、プレビューを見ながら操作できるSWELLの方が、かなり楽です。


【比較】SWELLとTCDのエディターの違い

【比較】SWELLとTCDのエディターの違い

ページを編集するエディターの違いについてです。

SWELLはWordPress標準のブロックエディター対応

ブロックエディタークラシックエディター
対応対応
SWELLのエディターの仕様

SWELLはWordPress標準のブロックエディター「グーテンベルグ」に対応しています。
Classic Editorプラグインをインストールして、旧式のクラシックエディター環境にすることも可能です。

SWELLはブロックエディター上で利用できるオリジナルの装飾機能が追加されています。

TCDはテーマごとに異なる

ブロックエディタークラシックエディター
テーマによる対応
TCDのエディターの仕様

TCDのエディターはテーマごとにブロックエディターの対応状況が異なります。

テーマ購入前に公式サイトを見ても、正直ブロックエディターの対応状況が分からないと感じていました。

TCDは部分的に対応しているテーマもあれば、旧式のクラシックエディターでないとオリジナルの装飾がブロックとして登録されていないものがあります。

例えば「吹き出し」。

HAKU、GENSENだとクラシックエディターではツールバーから選択できます。
ブロックエディターにはオリジナルブロックとして実装されていません。

ちなみに、クラシックエディター環境で吹き出しを使うとショートコード形式で表示されます。

SWELLのブロックエディターはしっかりプレビューされるので、比較するとちょっと使いにくいと感じる点です。

ショートコードはうっかり文字を削除すると正しく表示されなくなるので、ページを編集するさいに取り扱いに神経を使います。

テーマによってはカスタム投稿が独自のエディターになっているものもある。

エディターのまとめ

SWELLはブロックエディター対応。クラッシクエディターも対応。TCDはテーマによるが、クラシックエディターでの運用を想定したほうが良い。もしクライアントにサイト制作を頼まれている場合は、使いたいテーマのエディターの仕様をチェックが必須。

【比較】TCDとSWELLライセンスの違い

【比較】TCDとSWELLライセンスの違い

TCDテーマとSWELLのライセンスには大きな違いがあります。

特にWeb制作を仕事にしている人は、必ずチェックして欲しいポイントです。

【使いまわしOK】SWELLは複数サイトに使えるライセンス

自分のサイトクライアントのサイト
使いまわしできる使いまわしできる
SWELLのライセンス

SWELLは1つテーマを買うと、複数サイトで利用できるライセンスシステムです。

いわゆる使い回し可能なテーマです。

自分の会社のHP、ブログ、クライアントのサイトなどを自由に作成できます。

次に説明するTCDの特別ライセンスのような追加料金はありませんので、Web制作業者がクライアントのサイトを作る場合に追加ライセンスを購入する必要はありません

かんた

SWELLのライセンスの詳細は次の記事で紹介しています。

TCDは3万円の特別ライセンスが必要な場合ある

自分のサイトクライアントのサイト
使いまわしできる使いまわしできない
TCDのライセンス

TCDのライセンスはSWELLとは異なります。

自分のサイトであれば複数のサイトで使いまわししても構いません。知り合いのサイトや、仕事でクライントのサイトを作る場合は、特別ライセンス契約がテーマとは別に必要になります。

特別ライセンスの概要

価格30,000円
期限ライセンス発行から3年間
備考各テーマごとの契約
TCD特別ライセンスについて


Web制作事業者が営業用にTCDテーマを使ってデモサイトを作るといった場合でも、特別ライセンスの取得が必須。

自社用にだけ使うから特別ライセンスは関係ない!」って思う人もいるかもしれません。

ですが、自作困難なカスタマイズ外注する場合を想像してみてください。

SWELLなどのGPLライセンステーマには制限がありません。誰でにも依頼できます。TCDテーマの場合は、カスタマイズを依頼したいテーマの特別ライセンスを持っている事業者にしか依頼できません。

自分で全て対応できるスキルのある人なら問題ありません。

もし、WordPressの利用経験がなく外注の可能性があるなら、外注先を見つけるのに時間がかかることを想定したほうが良いでしょう。

かんた

TCDのライセンスの詳細は次の記事で紹介しています。

【比較】SWELLとTCDのサポートの違い

【比較】SWELLとTCDのサポートの違い

サイトの設定方法や運営時のトラブルを相談するサポート。WordPressはアップデート頻度が高いので、初心者に限らずサポートを利用する機会は少なくありません。

SWELLとTCDのサポートの違いを解説します。

SWELLのサポートは公開型

サポート
サポート形式SWELLサポートフォーラム
SWELLのサポート形式

SWELLのサポートは公開型のフォーラムです。

質問を投稿すると、テーマ開発者さん他、有志の方がコメント形式で返答してくれます。

フォーラム型のサポートはIT系のプロダクトだとわりと普通ですが、あまりITに馴染みのない人だと「相談ごとが他の人にバレてしまう」という心配を持つかもしれません。

この形式には「自分と同じ質問をした人がいないかをチェックできる」というメリットがあります。過去に同じ質問が投稿されていれば、解答内容を読むことができるので、わざわざ質問を投稿する必要がありません。

フォーラムはユーザー登録制ですが、閲覧するだけなら登録の必要はありません。サポートがどんな感じなのか、事前にチェックすることができます。

TCDのサポート

サポート
サポート形式メール
TCDのサポート形式

TCDはメールベースの問い合わせです。専用の問い合わせフォームから送信し、メールでのやりとりを行う形式です。Web制作業者がクライアントの受注案件情報を知られたくないという場合に公開型のフォーラムを利用することはできません。SWELLのようにやりとりを公開される心配がないのがメリットです。

問い合わせの際にライセンスの正規保持者確認のため、テーマ購入時の情報を入力する必要があります。

問い合わせ記入事項

  1. 購入者名
  2. メールアドレス
  3. 購入時期
  4. テーマを有効化しているサイトのURL
  5. 問い合わせ内容

【比較】SWELLとTCDユーザーの口コミ・評判

【比較】SWELLとTCDユーザーの口コミ・評判

ツイッター上でSWELLとTCDの口コミ・評判を検索してみました。

口コミ調査方法
  • 「SWELL TCD」のキーワードでTwitterを検索
  • 調査対象:2022年1月1日~2022年5月10日間のツイート
かんた

「TCDは使いづらい」という口コミでした。
具体的に「どの部分」という言及はありませんでした。

かんた

SWELL、TCDの両方を利用したユーザーさんでしょうか?
TCDもSWELLも良いとの口コミです。

かんた

TCDテーマを2つ持っているユーザーさんの口コミです。

かんた

TCDとSWELLの両方を使いサイト制作をされている方です。
SWELLの方が使いやすいという口コミでした。

Twitter上ではSWELLを評価する投稿が目立ちました。

まとめ

TCDとSWELLの違いについて解説しました。

テキストがメインのブログやSEO用のオウンドメディア、コーポレートサイトの制作のどちらにも対応しているSWELLが個人的にはおすすめです。

公式 SWELLをダウンロード

※本記事でSWELLと比較したTCDのテーマは、HAKU、GENSENです。他のテーマに関しては仕様や機能が異なる場合がありますので、購入前に公式サイトをご確認ください。

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