XWRITEで作成したブログを見てみたい…
どんなカスタマイズをすればいいのかな?
そんな疑問に答えます。
ボクはWordPressテーマXWRITEを購入したユーザーです。試しにXRITEでブログを作成してみました。XWRITEでどんなデザインのブログサイトができるかと、おすすめカスタマイズを紹介します。
特にアフィリエイトブログで収益化を目標とする人は、ぜひカスタマイズ内容をチェックしてみてください。
【基礎知識】XWRITEとは?
まずはXWRITEの基礎知識。
XWRITEはWordPress専用のデザインテンプレート(テーマ)です。
XWRITEの基本情報
商品名 | XWRITE(エックスライト) |
リリース日 | 2022年9月7日 |
開発会社 | エックスサーバー株式会社 |
料金システム | ・19,800円(一括買い切り時の料金) ・サブスクリプションプラン(月額) 990円/月 ・サブスクリプションプラン(年額) 9,900円/年 |
動画環境 | WordPress6.3以上 PHP7.4以上 |
テーマのライセンス | GPL 100%(複数サイトでの利用可) |
エディター | ブロックエディター |
サポート | あり |
公式サイト | https://xwrite.jp/ |
料金システムは「買い切り」と「サブスク」の2パターンです。
ボクは買い切りで購入しました。
XWRITEで作成したデモサイト
XWRITEを使いブログのデモサイトを作ってみたので紹介します。
デモサイト
デモサイトはボク好みになるようプラグインや追加CSSなどで独自カスタマイズしています。
特にこだわったカスタマイズを紹介します。
デモサイトのコンセプト
デモサイトはプロのソムリエがおすすめワインを紹介するアフィリエイトブログです。個人ブログというより、数多くの商品を紹介するカタログのようなイメージです。
絞り込み検索機能や並び替えボタンなどを導入し、サイト訪問者が好みのワインを見つけやすい仕組み作りに注力しました。
【ポイント①】複数条件での検索「絞り込みフォーム」
不動産サイトや求人サイトなどで定番の絞り込み検索フォームを設置しました。
絞り込み検索フォームはVK Filter Search Proプラグインです。
絞り込み検索フォームは「ワインの種類」、「原産国」、「価格」、「レビュー評価」などからワインを絞り込み検索できるようカスタマイズしました。
例えば「赤ワイン、フランス産、30,000円以下」みたいな複数の条件で検索できます↓
個人ブログだとなかなかSEOだけで勝負するのは厳しい時代です。ブログに特徴を付けて、サイト訪問者に繰り返し閲覧してもらえる仕組み作りの一環です。
【ポイント②】アーカイブページにカスタムフィールドを表示
カテゴリの一覧ページ、検索結果ページにカスタムフィールドの値を表示させました。不動産サイトなんかでもよくある構成ですね。商品の詳細ページに移動前に商品の基本情報を把握できる仕組みです。
商品名以外に、レビュー評価、価格、味の概要を表示しています。
カスタムフィールドの「入力」設定は?
投稿の編集ページからカスタムフィールドを管理するようにしています。投稿ページで入力にはWordPressプラグインディレクトリーに公開されているAdvanced Custom Fieldsを利用しています。
無料バージョンを使っています!
カスタムフィールドの「出力」設定は?
Advanced Custom Fieldsで設定したカスタムフィールドの値を画面に表示する場合には、テンプレートを直接編集する方法やカスタマイズ管理系のプラグインを使う方法があります。
デモサイトではWordPressプラグインディレクトリに公開されているCode Snippetsを利用しています。
【ポイント③】並び替えボタン
カテゴリーアーカイブ、検索結果ページに表示される投稿を並び替えするボタンを設置しました。
検索した後、「さらに価格の安い順に調べたい…」みたなサイト訪問者向けのオプションです。デモサイトでは「レビュー評価の高い・低い順」と、「価格の高い・低い順」に並び替えするボタンを付けています。
並び替えオプション
- レビュー評価の高い順
- レビュー評価の低い順
- 価格の高い順
- 価格の低い順
不動産サイトなんかで見かけますよね?エリアや条件で絞り込みした後、家賃の安い物件を調べるようなイメージです。
ブログサイトが作りやすい?XWRITEのメリットは?
仕事で300個以上のWordPressテーマを利用した経験があります。
それらのテーマと比較してXWRITEはかなり使いやすいテーマだと感じました。
【メリット①】エディターが使いやすい
ブログを運営するならエディターの使い勝手は重要です。XWRITEはWordPressバージョン5.0から正式採用されたブロックエディターに対応したテーマです。
カスタムブロックが充実している
カスタムブロックとは、XWRITEでのみ利用できる独自の装飾の一種です。XWRITEは20個のカスタムブロックがテーマに内包されています。
「吹き出し」「FAQ」「ステップ」といった、ブログ運営だと定番のカスタムブロックもしっかり搭載されています。単調になりがちなテキストメインのページをオシャレに装飾することが容易です。
記事ページだけなく、「セクション」や「記事一覧」を使うことで、ノーコードでサイト型デザインのブログを作ることができます。
コアブロックが拡張されている
コアブロックとはWordPressに備わっている標準の装飾の一種です。XWRITEではカスタムブロックだけでなく、コアブロックも拡張されています。
例えばテーブルブロックはセルの結合や、横スクロールの設定など実用的なオプションが追加されています。
ブログサイトを運営しているとテーブルを使い情報を整理すことがあります。ざんねんながらコアのテーブル装飾は機能的に不満を感じます。
【メリット②】サポートが手厚い
XWRITEのサポートはフォーラム形式です。掲示板のようなものでトラブルや質問を投稿するとXWRITEの開発者さんやユーザーが回答を書き込むというタイプ。
WordPressはバージョンアップで大幅に仕様変更があり、不具合が起きることは珍しいことではありません。
そんなわけでサポートって、ものすご~く重要。
XWRITEに限った話ではありませんが、ネットの掲示板に書き込むタイプはたまに回答が付かないことがあります。質問しても回答が付かないと悲しすぎます…
ボクが見る限り、XWRITEのフォーラム内でスルーされた質問は1つもありません。質問は基本的にXWRITE開発会社のみなさんが回答してくれます。
ボクも質問を投稿したことがありますが、かなり丁寧な受け答えで手厚いサポートだなと感じました。
【メリット③】ユーザーの要望が反映される
「こんな機能があったいいのに…」みたいな事って、ありますよね?
XWRITEのサポートフォーラムは要望を投稿できます。要望の内容次第ですが、テーマのアップデート時に要望を実装してくれることがあります。
ボクは過去に4件要望を出しましたが、その要望全てが実装されました。
例えば、ヘッダーの透過オプションはボクが要望を出したものです↓
ユーザーとしてテーマに要望が反映されるのは嬉しいことです。
どんどん便利になっていって欲しい!
まとめ
WordPressテーマXWRITEで作成したデモサイトとおすすめカスタマイズをを紹介しました。
おすすめカスタマイズは実用的なものですので、ぜひ導入してみてください!
XWRITEの基本情報
商品名 | XWRITE(エックスライト) |
リリース日 | 2022年9月7日 |
開発会社 | エックスサーバー株式会社 |
料金システム | ・19,800円(一括買い切り時の料金) ・サブスクリプションプラン(月額) 990円/月 ・サブスクリプションプラン(年額) 9,900円/年 |
動画環境 | WordPress6.3以上 PHP7.4以上 |
テーマのライセンス | GPL 100%(複数サイトでの利用可) |
エディター | ブロックエディター |
サポート | あり |
公式サイト | https://xwrite.jp/ |
本記事は2024年9月30日に執筆したものです。紹介したテーマ、プラグインの価格、機能は予告なく変更される場合があります。
記事執筆時の最新バージョンは次の通りです。
バージョン情報
プロダクト名 | バージョン |
---|---|
XWRITE | 2.7.5 |
VK Filter Search Pro | 2.12.0.0 |
Advanced Custom Fields | 6.3.6 |
Code Snippets | 3.6.5.1 |