大手ASP、A8.netが主催するメディアオブザイヤー2022の受賞サイトが2023年2月15日に発表されました。
個性的なデザインのサイトなどがあり、受賞サイトを見るのを毎回楽しみにしています。
さて今回は、受賞サイトで使っているWordPressテーマに注目してみました。
【データ】受賞サイトのWordPressテーマのシェア
A8メディアオブザイヤー2022受賞サイトのWordPressテーマのシェア率についてでです。
対象は総合賞(1~3位)、新人賞、各部門賞(1~5位)のサイト。非公開サイト3件、WordPress以外のプラットフォームを利用しているサイト1件を除いた合計50サイトです。
SWELLのシェア率は62%
結果はご覧の通りSWELLの1強です。
対象50サイト中、31サイトがSWELLを利用。シェア率は62%と、ズバ抜けています。シェア率だけでもスゴイのですが、総合第1位と2位もSWELLユーザーのブログがワンツーフィニッシュ。各部門にもSWELLユーザーが入賞しています。
メディアオブザイヤー2022の受賞サイトとWordPressテーマ
総合賞、各部門賞を受賞したサイトのWordPressテーマについてです↓
総合賞
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | アカリノオト | SWELL |
第2位 | スキルマニア | SWELL |
第3位 | 家事代行カフェ | JIN |
新人賞 | ククトロンの食材宅配な日常 | SANGO |
総合第1位と2位はSWELLです。
昨年2021年のA8メディアオブザイヤーでも総合第1位の受賞サイトはSWELLだったので、これで2連覇達成です。
グルメ部門
料理、お酒、食材宅配系のジャンルです。
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | 珈琲ナビ | Coccon |
第2位 | 宅食部 | 非WordPress |
第3位 | お肉屋さんジョニーBLOG | SWELL |
第4位 | ミールキットマニア | SWELL |
第5位 | 大豆ミートラボ | SWELL |
上位こそCocoonに譲りましたが、3~5位は全てSWELLです。
暮らし部門
ペット・買取・ファッション・住宅・クリーニングのジャンル。
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | ぼたもちブログ | SWELL |
第2位 | romolog | SWELL |
第3位 | エアコンクリーニングの手引き | SANGO |
第4位 | ボナーズ | SWELL |
第5位 | つきみにまる。 | SWELL |
3位を除き、全受賞サイトがSWELLです。
子育て・マタニティ部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | ちいたす | SWELL |
第2位 | 楽しく学ぶ楽学 | JIN |
第3位 | くまくまベビー | SWELL |
第4位 | ちいく村 | JIN |
第5位 | べびすく | SWELL |
SWELLが1位を含む3サイトでの入賞。
ガジェット・回線・サーバー・スマホ部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | Gamingchair Geek | SWELL |
第2位 | 家電ログ | Cocoon |
第3位 | しむきっず | SWELL |
第4位 | ガジェルバ | SANGO |
第5位 | 家電わんこログ | SWELL |
SWELLが1位を含む3サイトでの入賞です。
金融・仕事・資格・勉強部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | セカンドゴング | SWELL |
第2位 | 転勤妻のおしごと事情. | SWELL |
第3位 | ノマド家 | JIN |
第4位 | 失敗から学ぼう | SWELL |
第5位 | 中学受験(受検)のアレコレ | AFFINGER |
SWELLが1位を含む3サイトで入賞です。
趣味・エンタメ・スポーツ・結婚部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | どくがくおかしノート | SWELL |
第2位 | らむキャン | SWELL |
第3位 | 非公開 | – |
第4位 | 結婚相談所の攻略ブログPresia | 独自テーマ |
第5位 | モテ婚 | STORK19 |
SWELLが上位1位、2位を独占しています。
美容部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | 非公開 | – |
第2位 | ナイトブラ塾 | SANGO |
第3位 | Chang-mi♥make | Bloom |
第4位 | HAIR CHILDREN ヘアーチルドレン | SWELL |
第5位 | 非公開 | – |
美容は非公開サイトが2件。
入賞サイトはSANGO、Bloom、SWELLです。ちなみにBloomはTCDで唯一入賞したテーマです。
健康・クリニック・ダイエット・トレーニング部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | おうち無添加 | SWELL |
第2位 | 無添加ママ | SWELL |
第3位 | パーソナルジム# | SWELL |
第4位 | りすのこみち | SWELL |
第5位 | Sleepee | SWELL |
受賞サイト全てがSWELLというジャンルです。
旅行・地域・お出かけ部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | ツナグ旅 | Cocoon |
第2位 | かりんのりん | JIN |
第3位 | ミエッタデイズ | SWELL |
第4位 | アメリカ駐妻Navi | Cocoon |
第5位 | 電車でキャンプ△ | JIN |
Cocoon、JIN、SWELLが入賞しています。
その他部門
順位 | サイト名 | WordPressテーマ |
---|---|---|
第1位 | ブログデザインラボ | SWELL |
第2位 | eikaiwa journey | SWELL |
第3位 | HIRAKULOG | SWELL |
第4位 | 親守りのススメ | SWELL |
第5位 | パパの365日 | AFFINGER |
SWELLが上位1位~4位まで独占しているジャンルです。
【基礎知識】A8メディア オブ ザ イヤーってそもそも何だ?
A8メディア オブ ザ イヤーは大手ASP、A8.netが主催するアワードです。
以下、運営サイトからの抜粋です↓
A8メディア オブ ザ イヤーとは、皆様にご応募いただいたサイトやSNS(Instagram・YouTube)投稿をA8.netのスタッフによる審査のもと、素晴らしいメディアを決定するものです。
引用元:公式運営サイト「A8メディア オブ ザ イヤー」
審査対象サイトは?
A8.netに登録しているメディア会員の運営サイト。
サイト運営者が指定のフォームから申請することで審査対象になります。
A8.net会員の運営サイトでも、本人が申請しない限り審査対象にはなりません。
審査基準は?
公式サイトによれば、次の審査基準があるとのことです↓
- サイト・ブログや投稿のテーマが明確か
- A8.netの広告が掲載されているか
- 読者にとって有益な情報を載せているか
- 写真・画像が分かりやすく使われているか
- 広告が工夫して掲載されているか
- オリジナリティ・個性が出せているか
- 更新性があるか
受賞サイトを確認してみると、いわゆる雑記タイプのブログは見当たらず、コンセプトが明確なブログのみ受賞しています。
デザイン的にはブログ投稿がひたすらトップページに表示される旧型のブログデザインではなく、最近トレンドのサイト型デザインが多いことがわかります。
サイト型デザインを作りやすいSWELLが受賞サイトに多い理由の一つですね。
受賞するメリットは?
賞金、賞状、ノベルティ、アフィリエイトの担当者が付くというメリットがあります。
以下、賞金です。
総合賞
順位 | 賞金 |
---|---|
総合1位 | 100,000円 |
総合2位 | 50,000円 |
総合3位 | 30,000円 |
新人賞 | 10,000円 |
部門賞
順位 | 賞金 |
---|---|
1位 | 10,000円 |
2位 | 7,000円 |
3位 | 5,000円 |
4位 | 3,000円 |
5位 | 2,000円 |
その他
その他 | 賞金 |
---|---|
入賞 | 1,000円 |
参加賞 | 500円 |
まとめ
A8メディアオブザイヤー2022受賞サイトで利用されているWordPressテーマについてでした。
この手の表彰は各ASPが毎年行っています。去年からSWELLユーザーのブログの入賞がかなり目立つなという印象を持っていましたが、改めて受賞サイトをデータにしてみると圧倒的にSWELLが多いことがハッキリしました。
僕はWeb制作を仕事にしていて、今回上位入賞したWordPressテーマは、ほとんど使った経験があります(SWELL、Cocoon、JIN、SANGO、AFFINGER、STOK19)。
SWELLは自由度が高く、サイト型デザインが作りやすいテーマ。アップデート頻度も高く、新機能の追加も多めという現在進行形で進化中のテーマ。もし、ボクが新規でブログ系のメディアを作るなら迷わずSWELLを選ぶでしょう。
今後もSWELLを利用したサイトが受賞しそうな予感です。