【デメリット有り】WP Rocketの感想レビュー|高速化の効果は?有料プラグインの導入事例と口コミ・評判を紹介

実際に使用した商品をレビューしています。アフィリエイト広告リンクを含みます。
FAQ
初心者

WPロケットプラグインって意味あるの?
どれくらいスピードが変わるの?
数値で違いを教えて欲しい

そんな疑問に答えます。

サイトの高速化目的でWordPress高速化の定番「WPロケットプラグイン」を購入してみました。色んなWordPressテーマで使ってみて分かったことをデメリットを含めシェアします。

WPロケットプラグイン導入後、どれくらいスピードが改善したかのデータをWordPressテーマごとにまとめました。

かんた

SWELL、AFFINGER6、JIN、JIN:Rなどの人気WordPress有料テーマを使っている人で、サイトが遅いなーと不満を感じているならぜひ参考にしてください。

公式 WordPress高速化プラグイン「WP ロケット」

この記事を書いた人
  • IT業界24年のベテラン エンジニア
  • WordPressで企業サイトの構築しています
  • 取り扱いWordPressテーマは300個オーバー
SWELLマニアの かんた です
目次

【概要】WPロケットとは?

WPロケットプラグイン公式サイト
出典:WPロケット公式サイト

まずはWPロケットプラグインの基礎知識です。

【基礎知識】WPロケットって何?

WPロケットはWordPress向けに開発された有料プラグインです。

導入するとサイトのページ読み込みスピードが上がる効果があります。

WPロケットの概要
プラグインの名称WP Rocket
販売事業者French simplified stock corporation
公式サイトhttps://wp-rocket.me/
価格49ドル(約6,000円ぐらい ※為替相場により変動します
WPロケットの概要
かんた

WPロケットはフランスの会社が販売しています。

【導入事例】WPロケットって本当に効果あるの?

【導入事例】WPロケットって本当に効果あるの?

WPロケットは有料。購入するなら本当に効果があるのか知りたいですよね?

複数のWordPressテーマにWPロケットプラグインを導入し、どれくらいページ読み込みスピードが早くなるか検証してみました。

結論:WPロケットはスゴイ!

まず検証結果をサクっとまとめたデータをシェアします↓測定はGoogleのPage Speed Insightを使いました。全テーマでスピードが大幅に上昇することが確認できました。

当メディアにWPロケットを導入

当ブログは有料テーマのSWELLを使っています。SWELL以外にも、アフィンガー6、JINのサイトにもWPロケットをインストールし検証を行いました。

スクロールできます
テーマ名導入前導入後効果
SWELL17.0 / 10099.2 / 100+82.2
アフィンガー617.1 / 10085.2 / 100+68.1
JIN18.8 / 10098.7 / 100+79.9
【検証結果】WPロケットプラグインの導入前と導入後のPSIスコア(モバイル)
かんた

WPロケットプラグイン導入前のPSIスコアが10台だったテーマでも、プラグイン導入後は、ほぼ満点のスコアになりました。

WPロケットの効果検証の内容

測定作業は一般ユーザーのアクセスによる負荷がかからないよう、テスト環境で行いました。

テスト環境

環境
WordPress5.8.1
PHP7.4.25
テーマ利用可能な最新バージョン
プラグインWPプラグインのみ有効
WPロケットの効果検証環境

テスト内容

測定
ツールGoogle Page Speed Insights
測定対象テキスト、画像、YouTube・Twitter埋め込みをした投稿記事
測定回数10回
WPロケットの検証テスト

投稿機能でテキストや画像、読み込み負荷のかかる外部サイトの埋め込みを盛り込み遅めのページを作りました。測定は10回行い、平均値を測定表に記載しています。

かんた

テーマごとに検証の詳細をシェアします。

【WPロケットの効果】SWELL(スウェル)

WordPressテーマ「SWELL」とは?

WPロケットの効果を確認できた

人気有料テーマSWELLにWPロケットを導入した検証結果です。

テーマのバージョン:2.5.4

パソコンサイト、モバイルサイトともにWPロケットプラグインによる高速化の効果を確認できました。特にモバイルサイトは導入前のスコアが17と非常に遅いページでしたが、WPロケット導入後は98までスピードが改善しました。

パソコンサイト
プラグイン導入後
100
プラグイン導入前
53.9
モバイルサイト
プラグイン導入後
99
プラグイン導入前
17.0

WPロケットプラグイン導入前のPSIスコア

パソコン53.9 / モバイル17.0

WPロケットプラグイン導入前のスコア
パソコン
53.9
モバイル
17.0

WPロケットを導入する前の測定データです。ページを10回測定しました。

WPロケットの効果を測定するため、コンテンツ内に外部サイトの埋め込みや不必要に大きめの画像を設置しています。WPロケットプラグイン導入前、モバイルサイトで一番悪い数値は「16」。要改善のやばいレベルまで読み込みに負荷をかけました。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン48545861635041535655
モバイル16161717191917171616
SWELL:WPロケットプラグイン導入前の測定データ

WPロケットプラグイン導入後のPSIスコア

パソコン100 / モバイル99.2

WPロケットプラグイン導入後のスコア
パソコン
100
モバイル
99.2

WPロケット導入後の測定データです。大幅に改善しました。

平均値はパソコンがまさかの「100」。モバイルは「99.2」。もうほとんどパーフェクトな数字です。特にモバイルは17.0から99にスコアが上昇しました。YouTubeやTwitterを埋め込んでいる状態でこのスコア。効果が大きく出ていることがわかります。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン100100100100100100100100100100
モバイル9999999999999910010099
SWELL:WPロケットプラグイン導入前の測定データ
かんた

WPロケットの効果が出すぎです。

SWELLでWPロケットを使う場合の設定方法は次の記事で詳しく解説しています。

【WPロケットの効果】AFFIGNER6(アイアンガー6)

【WPロケットの効果】AFFIGNER6(アイアンガー6)

WPロケットの効果を確認できた

テーマのバージョン:20210201

WPロケットプラグイン導入前のPSIスコア

WPロケットプラグイン導入前のスコア
パソコン
68.1
モバイル
17.1

WPロケットを導入する前の測定データです。SWELL同様ページを10回測定しました。

平均値はパソコンが68.1、モバイル17.1です。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン69666671686868737359
モバイル15181818191915161617
AFFINGER:WPロケットプラグイン導入前の測定データ

WPロケットプラグイン導入後のPSIスコア

WPロケットプラグイン導入後のスコア
パソコン
99.0
モバイル
85.2

WPロケット導入後の測定データです。

平均値はパソコンが「99」。モバイルは「85.2」。パソコン、モバイルともにスコアが大幅に改善しました。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン98989898989898989898
モバイル85858585858587858585
AFFINGER:WPロケットプラグイン導入後の測定データ

アフィンガーでWPロケットを使う場合の設定については次の記事で詳しく解説しています。

【WPロケットの効果】JIN(ジン)

WordPressテーマJINについて

WPロケットの効果を確認できた

JINって、モバイルのスコアがなかなか上がりにくかったのですが、WPロケットを有効化したら即99までPSIスコアがあがりました。

WPロケットプラグイン導入前のPSIスコア

WPロケットプラグイン導入前のスコア
パソコン
68.6
モバイル
18.8

平均値はパソコンが68.6、モバイル18.8です。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン75745981646666706566
モバイル17172317172217231817
JIN:ロケットプラグイン導入前の測定データ

WPロケットプラグイン導入後のPSIスコア

WPロケットプラグイン導入後のスコア
パソコン
100
モバイル
98.7

WPロケット導入後の測定データです。正直驚きの効果です。

平均値はパソコンがまさかの「100」。モバイルは「98.7」。

スクロールできます
1回目2 回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 8回目 9回目 10回目
パソコン100 100 100 100 100100100100100100
モバイル999999999798989999100
JIN:ロケットプラグイン導入後の測定データ

JINでWPロケットを使った高速化設定の手順を以下の記事で詳しく解説しています。

【まとめ】全テーマで効果が確認できた

今回検証したWordPressテーマ全てでWPロケットによる効果が確認できました。

特にモバイルスコアが「17」だったテーマでさえWPロケットの導入によりスコアが満点近くまで改善しました。

テーマによってはテーマ標準の高速化機能がありますが、そういった機能をいじりまくるよりWPロケットプラグインを入れたほうが確実にあがるなと実感しました。

公式 WordPress高速化プラグイン「WPロケット」をダウンロード

【SEO対策】Core Web Vitals的にWPプラグインってどうなの?

【SEO対策】Core Web Vital的にどうなの?

グーグルが2021年にエクスペリエンスアップデートを実施しました。

サイト制作時に以下の点を考慮する必要があります。

スクロールできます
用語説明
LCP
(Largest Contentful Paint)
ページ読み込みスピード。
ページ読み込み開始から2.5秒以内に表示する。
早ければ早いほど良い。
FID
(First Input Delay)
ユーザーがクリック(またはタップ)した時の応答速度。
100ミリ秒以下に抑える。
早ければ早いほど良い。
CLS
(Cumulative Layout Shift)
レイアウト崩れがないデザインを評価。
0.1未満が合格基準。
値が小さいほど望ましい。

WPロケットでラボデータを合格水準に

当ブログはWPロケットプラグインを導入しています。試しにこのページをPSIでチェックしたところラボデータで合格していました

PSI:モバイル
PSI:パソコン

このページは画像が多めでツイッターの埋め込みを何箇所もあるので以外な結果でした。PSIだとスコアが大きく表示されるため、どうしてもそっちに目が行きがち。PSIスコアがSEOのポイントといった誤った認識を持っている人も多いかと思いますが、大事なのはこっち。

かんた

WPロケットでPSIスコアが上がるだけでなく、CWVもクリアできた!

WPロケットプラグインのデメリット

WPロケットプラグインのデメリット

WPロケットプラグインを使ってみた分かったデメリットをシェアします。

基本、高速化の効果に関してはまったく不満はありませんが、以下の点が気になります。

デメリット

  • 公式サイトの日本語が怪しい
  • 購入前に使える評価版がない
  • 管理画面が英語のみ
かんた

それぞれのデメリットについて解説します。

【デメリット①】公式サイトの日本語が怪しい

出典:WP ロケット公式サイト

WPロケットの公式サイトを注意してみると分かる通り、日本語が怪しいです。「あ、これグーグルの機械翻訳つかってるでしょ!」って丸わかりなレベルです。

以前はもっとひどかった記憶がありますが、最近はかなり改善した気がします。なんとなくサービス内容を理解できるんですが、大事な利用規約のページは日本語化すらされていません。

なんだか日本人をターゲットにした海外の怪しいサイトってイメージ。プラグイン購入後になんども公式サイトをチェックする必要はありませんが、購入前はかなり不安になりました。

かんた

メチャクチャいいプラグインなんだから、ちゃんとした日本人に翻訳してもらえばいいのに。

【デメリット②】 購入前の評価版がない

評価版とは、購入前に一部制限付きでお試しできるバージョンのことですがWPロケットには評価版がありません。

プラグインって、特定の環境でのみ正常に動作するものがあります。

例えば「テーマAだと動くけど、テーマBだと動かない」。

せっかく有料プラグインを購入しても、自分のWordPressサイトで不具合が起きたらお金の無駄ですよね?購入前に自分の使っているテーマとの相性を確認できる評価版があればいいなと思いました。

かんた

ちなにみ本記事で一部紹介しましたが、以下のWordPressテーマでWPロケットが使えることを確認しています。

検証した有料テーマ一覧

  1. SWELL
  2. アフィンガー
  3. JIN
  4. SANGO
  5. STORK19
  6. THE THOR

検証した各テーマは2021年10月31日に利用できる最新バージョンで試しています。

【デメリット③】 管理画面が英語のみ

WPロケットキャッシュ
WPロケットの設定画面

プラグインを有効化したあと専用メニューから高速化オプションのチューニングができるんですが、WPロケットプラグインの専用メニューは英語です。機械翻訳される微妙な日本語も表示されません。

僕は仕事で英語を読むことがあるので大丈夫でしたが、やっぱり日本語のほうが安心ですよね?人によってはかなり大きいデメリットになるのかと思います。

WPロケットのオプションは基本、オン・オフのボタンです。書いてる英語が完全に理解できなくても、とりあえずオンにして様子を見るって使い方はできます。

WPロケット購入前にリサーチした時に、日本人のWPロケットユーザーが運営しているブログで設定方法などを解説しているものを見かけました。そういった情報を見れば英語にアレルギーのある人でも使えるレベルです。

かんた

ちなみに当ブログテーマSWELLでWPロケットプラグインをの設定方法については次の記事で紹介しています。

デメリットのまとめ

WPロケットプラグインのデメリットのまとめです。

プラグインを導入しサイトを運営していますが、高速化の機能に効果に関してデメリットや不満はありません。持っている複数のWordPressテーマで試した限り全テーマでページ読み込みスピードが大幅に改善しました。

かんた

強いてWPロケットプラグインのデメリットを上げると、言語が英語だってところぐらいです。

WPロケットプラグイン導入のメリット

WPロケットプラグイン導入のメリット

じっさいに使ってわかったWPロケットプラグインのメリットについてシェアします。

メリット

  1. 高速化の効果が半端ない
  2. プラグインを減らせる
  3. テーマに合わせたチューニングができる
  4. 返金保証がある
  5. 自動更新しないオプションがある
かんた

それぞれのメリットを解説していきます。

【メリット①】高速化の効果が半端ない

正直期待して以上にページ読み込みスピードが上がりました。

PSIモバイルスコアが17のページが、WPロケットプラグイン導入で99になったのは本当に驚きです。

かんた

正直ちょっと信じられない効果。

サイトを表示するさいの体感スピードもグイっとあがりました。

PSIスコアが急激に上がっているので体感でもスピードアップするのは自然なことなんでしょうが、モサッとしたサイトが急にビュンとなるイメージ。

本当に信じられません。特に有料テーマはスマホの表示スピードが遅い傾向があったので、じっさいにスマホでサイトを閲覧した時の変わりようには驚きました。

【メリット②】 プラグインを減らせる

キャッシュプラグイン、遅延読み込みプラグインなどなど高速化のために複数のプラグインをインストールする必要がなくなります。プラグインを入れ過ぎるとサイト運営のボトルネックになることがありますよね?

過剰にプラグインをインストールすると、バージョンのタイミングでプラグイン同士が干渉し正常に動作しないなど相性の問題で不具合をおこすことがあります。プラグインの数が多くなるほどリスクが高まります。

高速化目的でアレコレとプラグインは増やしたくない

かんた

トラブルの起きにくいシンプルな構成でサイト運営したいんです!

【メリット③】 テーマに合わせたチューニングができる

最近の有料テーマはキャッシュや遅延読み込みといった高速化オプション機能が付いているものがあります。

機能が重複する場合はテーマの機能を有効化し、WPロケットプラグインをオフにするといった感じでチューニングできる点が便利だなーと感じました。

テーマとプラグインで同じ高速化オプションを有効化すると不具合が発生することがあります。

例えば遅延読み込み機能をテーマとプラグインで同時に有効化すると、YouTubeの埋め込みブロックが表示されなくなるといった不具合です。

WPロケットは「高速化オン」みたいな雑な設定ではなく、必要な高速化機能ごとにオン・オフの設定ができるのが強みだなと思いました。

【メリット④】 返金保証がある

WPロケットは購入日から14日以内であれば購入代金を返金してくれるシステムです。複製のできるソフトウェアで返金保証ってかなり珍しいです。

返金保証って言うと、申請が面倒ってイメージ。

何だかんだで返金させない仕組みがあるのかな?とか思っていました。

僕はWPロケットの効果を確認できたので返金の申請はしていませんが、ツイッターでリサーチしたところ、返金申請した人がいました。↓

かんた

ツイートを読む限り払い戻しは簡単だそうです。

【メリット⑤】自動更新しないオプションがある

サブスクって、「解約しようと思ったら自動更新されてしまった」なんて経験ありますよね?

そもそも自動更新って僕はちょっと怖いと感じることがあります。自動更新の有無を自由に設定できます。

WPロケットの管理画面上から設定が簡単にできますので、やりかたを紹介します。

かんた

こんな感じです↓

まずはWPロケットの管理画面にログイン↓

出典:WPロケット公式サイト

ログインしたら、画面を下にスクロールします↓

Renw Your Licence(ライセンス更新)でAuto-renewの「Active」をクリックし、「Inactive」に変更するだけ。

出典:WPロケット

Auto-renew」は更新という意味です。

この設定をしておけば、自動的に更新されて知らぬ間に課金されることはありません。

かんた

とりあえず試してみたい人は忘れずにこの設定をしておきましょう!

WPロケットの高速化機能について

WPロケットの高速化機能について

WPロケットプラグインの高速化って「いったいどんな仕組みなんだ?」って気になりますよね。

ダッシュボード内のWPロケットの高速化機能オプションをシェアします。

キャッシュ機能

WPロケットキャッシュ
WPロケットの設定画面

高速化と言えば「キャッシュ」というぐらい定番の機能です。

WPロケットでもキャッシュを使った高速化オプションが利用できます。

WPロケットでは「モバイルキャシュを分ける」という機能があります。PCとスマホユーザー向けにキャッシュを使い分ける機能です。WPロケットの説明を読む限り、「スマホとPCで別テーマを使い分けている構成要オプション」とのことです。

ここ数年で流通しているテーマのほとんどはレスポンシブテーマなのであまり使わなそうなオプションという印象です。キャッシュの有効期限は任意の時間を指定できます。上限値を時間(Hour)で指定するオプションになっています。

それ以外もに会員サイトのようなログインユーザー向けのユーザーキャッシュという名称のキャッシュ機能があります。今のところ会員サイトで使う用途がないので、今後使うことがあれば再度レビューしたいと思います。

ファイルの最適化

ファイル最適化
WPロケットの設定画面

CSSやJavaScriptファイルの読み込みオプションです。

CSSファイル

CSS統合機能を使うとCSSを1つのファイルにまとめることでHTTPリクエストを減らすことができます。例外の指定も可能でCSS統合を有効化しつつ、特定のファイルを除外するといったチューニングもできます。

統合機能以外にも意図しないCSSを読み込ませないという機能もあります。PSIでサイト診断を行うと、「使用していない CSSの削減」という警告がでることが多々あります。

クライントワークで「こういった警告を出ないように改善して欲しい」と突かれることが多かったので、かなり便利な機能だと感心しました。

JSファイル

サイトの読み込みスピードが遅くなる原因の1つがJSファイルです。WPロケットプラグインにはJSの読み込みスピードを改善するオプションが搭載されています。

WPロケットJSファイルの設定
WPロケットの設定画面

JSファイルの軽量化機能をオンにするとJSファイル内にある管理者がメモ書きとして書いたコメントやスペースの削除といったことまでしてくれます。かなり些細なことまでやってくれるんで驚きです。

高速化の定番JSファイルの遅延読み込み機能も付いています。遅延読み込みはCSSの例外指定と同じ機能がついていて、「このファイルは除外」といった指定をファイル単位で行えます。

メディア

画像、動画、iframe系要素の高速化オプションです。WPロケットのメディアの高速化はLazyLoad(遅延読み込み機能)です。YouTubeの埋め込みや、カバーブロックを使ってデザインをオシャレにしたい僕が一番効果を実感したがこのメディアの高速化機能。

WPロケット 画像オプション
WPロケットの管理画面

体感でハッキリ違いを感じるレベルで高速化の効果がありました。特にスマホで動画を埋め込んでいるページを閲覧している時の速度は体感・PSIともに格段に違います。

【感想】買ってよかったよ!

【感想】買ってよかった

有料のプラグインって買うのに勇気がいります。「自分のサイトで使えるのかな?」「効果って本当にあるの?」って結構悩みます。

WPロケットに関しては完全に「当たり」だったと感じます。

これまでアレコレ高速化に取り組んでいた時間が本当にムダだと感じました。

かんた

もっと早く知りたかった。

デザインを諦める必要がない

PSIの結果画面

自分のサイト運営では、オシャレにサイトを仕上げたいと思っていました。

個人ブログのSEOってたかが知れてます。多少PSIスコアが悪くても高画質な画像や動画、アニメーションを使って、印象の良いサイトデザインを実現したいと考えていました。

例えば当ブログのトップページには記事スライダーを入れていますし、メインビジュアルに動画も入れてます。これって、PSIスコアがメチャクチャ悪くなる要因です。

それでもWPロケットプラグインを導入したらPSIで100点になりました!

プラグイン導入前は体感スピードも非常に悪いなと感じていました。「デザイン性は今のままでなんとか高速化できないかなー」と思っていましたが、あっさり問題が解決しました。

クライアントも数字で納得してくれる

クライアントも数字で納得してくれる

Web制作の仕事をしていると、クライアントから「PSIに関して改善して欲しい」という要望を受けることが多くなりました。ページの読み込みスピードを含むCWVは検索順位に影響が出るので当然のことです。

WPロケットプラグインはCWVまわりのチューニングもしやすい

かんた

これがかなりポイント高いなと感じます。

CWVは最近出てきた技術。PSIスコアだけでなく、CWVに合格できるレベルに各ページを持っていくのはハードル高いんです。ノウハウなしで対応するは不可能。

WPロケットプラグインはCWVで合格レベルまで持っていくのがかなり簡単でした。

WPロケットの評判・口コミ

WPロケットの評判・口コミ

WPロケットを購入する前にネットでリサーチした評判・口コミをまとめました。

有料プラグインで高速化の効果が高いため、ネットでは良い評判が多いなと感じます。

良い評判・口コミ

まずはWPロケットプラグインの良い評判・口コミについてです。

かんた

WPロケットを使ったら、「サイトスピードが大きく改善した」という口コミです。僕の検証でも同じような結果になりましたが、やっぱり早いですよね。

かんた

WPロケットを使ったユーザーさんのツイートです。短時間の設定で速度が改善出来たという内容です。

かんた

WPロケットプラグイン以外の高速化プラグインを使った経験のある人のようです。WPロケットのほうが「良い」という評価のようです。

かんた

有名ブロガーのヒトデさんもWPロケットプラグインのユーザーさんなんですね!

悪い評判・口コミ

続いてWPロケットプラグインに関する悪い・気になる評判と口コミをまとめました。

かんた

「画像が表示されなくなった」という口コミでした。設定によってそんな事象が発生するんですね。

かんた

パフォーマンス系のプラグインって、設定がちゃんと出来ているか判断しにくいですよね。

かんた

「レイアウトが崩れてしまった」という残念な口コミです。プラグインの設定なのか、テーマとの相性なのかは不明です。返金保証で払い戻しできたっぽいので良かったですね。

かんた

「Easy FancyBoxプラグインと相性が悪かった」という口コミです。
WP ロケットプラグインに限らず、一緒に有効化すると不具合になるプラグインの組み合わせってありますからね。

3つの料金プラン

WPロケットの3つの料金プラン
出典:WPロケット公式ページ

WPロケットには3つの料金プランがあります。

料金プラン一覧

SinglePlusInfinite
$59
(※1年ごと)
$119
(※1年ごと)
$299
(※1年ごと)
1つのサイト用3サイトまでサイト数に制限なし
公式サイト 公式サイト 公式サイト
WPロケットの料金プラン(単位の$はアメリカドルです。)

プランの違いは単純にWPロケットプラグインを有効化できるサイト数です。

Singleは1個、Plusは3個、Infiniteはサイト制限なし、というプランになっています。機能やサポートなどに違いは一切ありません。

プラグインには認証システムが付いています。

試す人はいない思いますが念のためお伝えします。Singleプランで購入した場合、複数のサイトで同時にプラグインを有効化するようなチートはできません

以下の画像はWPロケットの会員ページです。プラグインを有効化すると対象のサイト名が自動的に反映されます↓

WPロケットのマイページ
出典:WPロケットのマイページ

購入したプランの上限数以上のサイトでは利用できません。

複数のサイトで使う予定なら、最初から上位プランを申し込んだほうが金額的にかなりお得です

ちなみにどのプランを申し込んでも100%の返金保証が付いています

かんた

以下、公式サイトの引用です。

100% の返金保証

このような事態は望まれないと思いますが、ご購入後14日以内にお申し出があれば、喜んで返金いたします。

引用元:WPロケット公式ページ

FAQ

FAQ

WP Rocketプラグインを販売している日本の代理店ってあるの?

ありません。WP Rocketプラグインは開発会社のサイト上でのみ販売しています。

WP Rocket公式サイト

WP Rocketプラグインをセルフバッグなんかで安く買うことはできるの?

WP Rocketプラグインにはセルフバックシステムありません。

A.8netや、もしもアフィリエイトなど、日本のASP会社には登録されていません。

1つ購入した場合、こっそり複数サイトで使えるの?

認証があるので使えません。

WPロケットに買い切りプランはありますか?

ありません。

WPロケットにアフィリエイトプログラムはありますか?

あります。

詳しくは次のページで解説しています。

まとめ

WordPress高速化プラグインWP Rocketのレビューでした。

料金プラン一覧

SinglePlusInfinite
$59
(※1年ごと)
$119
(※1年ごと)
$299
(※1年ごと)
1つのサイト用3サイトまでサイト数に制限なし
公式サイト 公式サイト 公式サイト
WPロケットの料金プラン(単位の$はアメリカドルです。)

「購入して本当に良かった!」
「知り合いに勧めたい」

かんた

心からそう思えるプラグインでした。

サイトのスピードはSEOにも関わってきます。高速化のために高解像度の画像や動画、アニメーションを削減するのは個人的に避けたいところ。いくら高速化してもサイトがダサかったら嫌な僕にとって本当にありがたい存在。画像や、こった演出のアニメーションを入れたオシャレなサイト作りを諦めたくない人におすすめです。

公式 WordPress高速化プラグイン「WP ロケット」

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