【SWELL】FAQブロックは構造化データ対応|アフィリエイトブログでのFAQブロックの使い方を紹介します!

実際に使用した商品をレビューしています。アフィリエイト広告リンクを含みます。
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初心者

SWELLのFAQブロックってどんなことができるの?
SEOで効果あるって本当?

そんな疑問に答えます。

WordPressテーマSWELLにはFAQ専用の装飾機能「FAQブロック」があります。

よくあるご質問」といった定番コンテンツをQアンドA形式で表示させる機能なんですが、実はアフィリエイトで使える便利な機能が備わっています!

本記事ではFAQブロックの基本的な使い方と、アフィリエイトブログで使える便利なテクニックを紹介します。

この記事を書いた人
  • IT業界24年のベテラン エンジニア
  • WordPressで企業サイトの構築しています
  • 取り扱いWordPressテーマは300個オーバー
SWELLマニアの かんた です
目次

SWELLのFAQブロックは検索エンジン対策に使える

SWELLのFAQブロックは検索エンジン対策がされている!

【基礎知識】FAQブロックって何だ?

FAQブロックはSWELLオリジナルのブロックで、ホームページなどで見かける「よくあるご質問」を作ることができる装飾機能です。

かんた

サンプルを作ってみました↓

SWELLってどう?

イケてるよ!

使いやすい?

ものすごく使いやすい!

かんた

その他のデザインオプションについてはSWELLの公式サイトで紹介しています↓

【メリット】検索エンジンにリッチリザルト形式で表示される

リッチリザルトのサンプル

SWELLのFAQブロックは、よくあるご質問を作る以外にも隠れたメリットがあります。

それは、

検索結果ページにリッチリザルト形式で表示される!

通常、Googleの検索結果ページには「タイトル」と「説明文」が表示されますよね?

SWELLのFAQブロックを使うと、Googleの検索結果ページにアコーディオン形式のリッチリザルトで表示されるようになります↓

【SWELL】Googleの検索結果にFAQ構造化データが表示される
かんた

通常の表示より明らかに目立ちます。

リッチリザルトでアクセス数が25%増えた

メディア運営者としてリッチリザルトを表示するメリットはクリック率の改善です。

検索エンジンでの表示面積が広くなるので、他の検索結果と比較して相対的に目立ちます。海外のメディアによると、リッチリザルト表示後、クリック率が改善されアクセス数が25%アップしたとの調査記録があります。

アフィリエイトリンクを設置することができる

【SWELL】FAQブロックにアフィリエイトリンクを設定

FAQブロックで作成したコンテンツはアコーディオン形式で検索ページに表示されることは説明した通りです。じつはこのアコーディオン部分に、アフィリエイトリンクを設置することができます

ユーザーがわざわざブログ記事にアクセスしなくても、その場でアフィリエイトリンクを踏んでくれる可能性があります。

ポイント

  1. ユーザーが記事に訪問する必要なし
  2. 検索結果のアフィリエイトリンクから報酬が発生する
かんた

アフィリエイトリンクを埋め込むさいの注意事項を後ほど解説します。

FAQ構造化データが使えるSWELLのバージョンは?

【SWELL】FAQブロックで構造化データを有効化する

FAQブロックの構造化データ出力はバージョン2.5.0から追加された機能です。

エディター上でFAQブロックを挿入し、FAQブロックオプションから「構造化データを有効化する」にチェックを入れることでFAQ構造化データが自動的に出力されます。

【比較】主要なブログ向けテーマで実装されている機能か?

AFFINGER6、JIN、SANGOなど日本国内の事業者が販売しているブログ向けWordPressテーマを調べてみました。

調査対象は「FAQブロック」「Q&Aブロック」またはそれに類似する装飾の有無と、FAQ構造化データを自動的に出力する機能です。

FAQ構造化データ機能があるのはSWELLだけ

各WordPressテーマの最新バージョンを実際にインストールしチェックしてみました。FAQコンテンツを作成する機能で、JSON-LD構造化データを自動的に出力する機能を実装しているのはSWELLだけでした。

一覧比較

スクロールできます
テーマ名FAQコンテンツ向けの装飾JSON-LD構造化データ装飾機能の名称
AFFINGER6クリップメモ
DIVERQ&Aブロック
JINなし
SANGOFAQブロック
STORK19Q&Aブロック
SWELLFAQブロック
THE THORQボックス
FAQコンテンツ作成装飾の有無と構造化データ対応

AFFINGER6のクリックメモ、THE THORのQボックスはClass Editorプラグイン有効時の機能です。ブロックエディター環境では利用できない機能です。

主要なWordPressテーマはFAQコンテンツ作成用に使える装飾機能を実装していますが、JSON-LDのFAQ構造化データを自動的に出力する機能を搭載しているのはSWELLだけでした。

【基礎知識】FAQブロックの使い方

【基礎知識】SWELLのFAQブロックの使い方

SWELLのFAQブロックの基本的な使い方と、アフィリエイト向けの使い方を紹介します。

メモ

  1. FAQブロックの使い方
  2. アフィリエイトブログ向けの使い方
かんた

それぞれを詳しく解説します。

FAQブロックの使い方

まずは、FAQブロックの使い方です。

STEP
FAQブロックを設置する

ブロックエディター上での作業です。

固定ページ、投稿ページの編集画面でFAQブロックを設置します。

操作内容

ブロック一覧から「FAQブロック」を選択します↓

SWELLでFAQブロックを選択

エディター上で /faq と入力しても表示されます(ショートカット)。

STEP
FAQ項目を入力する

FAQとして表示するコンテンツを入力するステップです。

操作内容

質問部分と、返答部分をそれぞれ入力します↓

FAQ項目を追加

FAQブロックを挿入すると、FAQが2セット表示されます。

FAQの項目を追加する場合は、FAQブロックの下に表示される「」のアイコンをクリックしましょう↓

SWELLでFAQ項目を追加
STEP
好みのスタイルを選択

FAQのスタイルを選択するステップです。全体的なデザイン、「Q」と「A」の色や形をオプションから選択しましょう。

操作内容

FAQブロックを選択すると右側のブロックオプションにスタイルなどのデザインに関するオプションが表示されます。好みのデザインになるよう、自由に選択しましょう↓

STEP
FAQ構造化データの出力を有効化する

検索エンジン用に構造化データを出力するオプションを有効化するステップです。

操作内容

FAQブロックを選択し、「構造化データを有効化する」にチェックを入れます。

【SWELL】FAQブロックで構造化データを有効化する

以上でFAQブロックの設定は完了です。

【応用編】アフィリエイトブログ向けFAQ構造化データの活用方法

アフィリエイトブログを運営しているユーザー向けに、FAQブロックの実用的なテクニックを紹介します。

  1. アフィリエイトリンクの設置方法
  2. CTRをアップさせる使い方

SWELLのFAQブロックの構造化データを使うと、Googleの検索結果にアコーディオン形式で表示されることはすでに説明した通りです。

アフィリエイトブログでの具体的な活用方法とCTRをアップさせる方法について解説します。

アフィリエイトリンクを設置するのはFAQ項目の先頭

FAQの構造化データ内にアフィリエイトリンクを設置する

アコーディオンの内側にアフィリエイトリンクを設置するには、FAQブロック内の返答部分(A)にアフィリエイトリンクを設置します。

アコーディオン形式の表示はFAQブロックの先頭2件が表示されることがほとんどです。FAQ項目の先頭、または2番目にアフィリエイトリンクを設置するのが重要なポイントです。

利用規約をチェックしましょう!

ASPによっては事前登録しているサイト以外にアフィリエイトリンクを設置することを禁止しています。リッチリザルトにアフィリエイトリンクを設定する場合は、ASPの利用規約を確認しましょう。

CTRをあげるテクニック

FAQブロックにアップロード元が表示される事例

クリックしやすい文章を書きましょう」みたいなボンヤリしたアドバイスではありません。

リッチリザルトがさらに目立ち、かつ信頼感のあるメディアであることをアピールするために「アップロード元」を表示させる方法を紹介します。

かんた

↑上の画像はFAQ構造化データを表示させたリッチリザルトの実例です。

アップロード元に「Google」と表示されています。

同じFAQ構造化データでも、リッチリザルトにアップロード元が表示されないことがあります↓

構造化データにアップロード元が表示されない形式

「アップロード元」が表示された方がスニペットの表示面積が広がります。しかも、なんだか公式な情報っぽい雰囲気が出ますよね?

FAQ構造化データでアップロード元を表示させるのは簡単です。FAQブロックの返答部分(A)に引用ブロックを使います↓

FAQブロックで引用を使う

ポイントは引用ブロック末尾の「引用元」です。この部分をハイパーリンク付きに設定すると、リッチリザルトのアップロード元が表示されます↓

引用元にリンクを設定する

アフィリエイトブログを運営している場合は、「アップロード元:公式サイトの名前」と表示されると信頼感が増しますよね?

商品を販売している公式サイト名が表示されるよう、引用ブロックの引用元に公式サイトを指定しましょう。

アップロード元の表記について

「アップロード元:Google Search Central」として表示されるテキスト部分はブログ運営者が指定することはできません。アップロード元は引用ブロック内<cite>~</cite>のテキストではなく、引用元で指定している要素が表示されます。

【上限は80文字】アコーディオン形式の質問部分を広くする方法

FAQのアコーディオン形式の文字数は80文字前後

検索結果に表示される「Q」の部分の文字数についてです。文字数に応じて改行されますが、上限は約80文字。それ以降は、「」と省略されます。

正確には文字数ではなく、表示エリアの高がCSSで40pxに制限されています。

少しでも検索結果ページで表示エリアを稼ぎたい場合は、FAQの項目が2行になるよう文字数を調整しましょう。1行あたり約20pxなので、表示させるアコーディオンが2つの場合に高さが40px広くなります

検索結果のFAQ構造化データのQが1行

SWELLのFAQブロックのFAQ

FAQブロックについて

SWELLのFAQブロックについて、FAQ形式で記事の内容を補足します。

構造化データは検索順位に影響はありますか?

影響あります。

以下、Googleの公式ドキュメントの抜粋です。

構造化データに関する一般的なガイドライン

構造化データが Google 検索結果に表示されるようにするには、これらのガイドラインを遵守する必要があります。

コンテンツのガイドラインに違反しているページやサイトは、ランクが下がったり、Google 検索のリッチリザルトの対象外としてマークされたりすることがあり、ユーザーに高品質の検索エクスペリエンスを提供し続けることができなくなる場合があります。

Google検索セントラル「構造化データに関する一般的なガイドライン」

ランクが下がったり」と、はっきり説明しています。

Googleは構造化データはランキングに影響を与える要因ではないと明言していますが、不正な使い方についてはペナルティーとなるリスクがある点に注意が必要です。

FAQ構造化データを有効化すると、必ずリッチリザルト形式で表示されますか?

検索結果の表示はGoogle判断です。構造化データの内容がコンテンツ内容とかけ離れている場合などには表示されません。詳しくはGoogle公式情報をごらんください。

Google検索セントラル:構造化データに関する一般的なガイドライン

検索結果に表示されるFAQの項目数は?

Googleの公式情報に、表示されるFAQの項目数に関する情報はありません。

かんた

僕のサイトでは「2件」表示されていました。

検索順位のトップじゃなくても、アコーディオン形式で表示されますか?

されます。

Google公式のドキュメントには記載がありませんが、検索結果の2番目、3番目でも構造化データが表示されていることを確認しました。

検索結果の2ページ目以降に表示されている例は確認できませんでした。

FAQ構造化データ以外の構造化データを既に記事に設定しています。さらにFAQの構造化データを足しても問題ないのでしょうか?

問題ありません。

Googleの公式Youtubeチャンネルで、2つ以上の構造化データを設定しても構わないと説明しています。

English Google SEO office-hours from September 17, 2021

リッチリザルトで表示できるHTMLタグは?

リッチリザルト内で以下のHTMLタグが出力されます。

HTML

  1. <p>~</p>
  2. <span>~</span>
  3. <br>
  4. <a href>~</a>
  5. <ul><li>~<li></ul>
  6. <h1>~</h1>などの見出し

まとめ

WordPressテーマSWELLのFAQブロックについて紹介しました。

FAQブロックは「よくある質問」などのコンテンツ用の装飾ブロックです。SWELLには検索エンジン向けにFAQ構造化データを自動的に出力する機能が付いています。

JSON-LDデータの出力について面倒なコードレベルでのカスタマイズをしなくも、リッチリザルト形式で検索結果にサイトを表示させることが容易です。

かんた

ぜひSWELLのFAQブロックを活用してみてください!

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