VK Filter Search Proプラグインの「日付検索ブロック」を解説

実際に使用した商品をレビューしています。アフィリエイト広告リンクを含みます。
サイトに掲載するコンテンツ例

WordPress絞り込み検索プラグイン「VK Filter Search Pro」が1.5系にバージョンアップされ新機能が追加されました。

新しい機能の名前は「日付検索ブロック」。名前の通り投稿に紐付いている日付を絞り込み検索のキーに使える機能です。

かんた

早速使ってみましたが、かなりいい感じでした。

本記事では、VK Filter Search Proプラグインの新機能「日付検索ブロック」についてじっさいに使って分かったことをシェアします。

公式 絞り込み検索「VK Filter Search Pro」プラグイン

この記事を書いた人
  • IT業界24年のベテラン エンジニア
  • WordPressで企業サイトの構築しています
  • 取り扱いWordPressテーマは300個オーバー
SWELLマニアの かんた です
目次

VK Filter Search Proの「日付検索ブロック」について

VK Filter Search Proの「日付検索ブロック」について

VK Filter Search Proバージョン1.5から追加された日付検索ブロックの解説です。

まずはこの新機能を使ったデモサイトをごらんください。

デモサイト

日付検索ブロックの概要

VK Filter Search Proの「日付検索ブロック」の概要

デモサイトは旅行会社をイメージしています。海外旅行のツアーを取り扱っている会社で、サイト訪問者が出発日や目的地といった条件でツアーを探すことができるシステムをVK Filter Search Proで作り込ました。

デモサイトのトップページにある「ご出発日」が、今回のバージョンアップで追加された日付検索ブロックによる出力です。

ご出発部分をクリックするとカレンダーが表示され、日付を選択できるようになっています(↓下記図参照)。

日付を選択し、その他の条件とあわせて検索すると条件にあうツアーが表示される作りです。

かんた

特別なカスタマイズなしでここまで作れます。

日付検索は「投稿日」をキーにしている

日付検索のカレンダーはページの「投稿日」をキーにしています。

※投稿日以外にも、編集日(modified_date)をキーに変更するオプションあり。

例えば10月10日のツアーを登録する場合、投稿日を10月10日にするというシンプルな作りです。カスタムフィールドを使う構成ではありません

WordPress経験のある人だと不思議に思うかもしれません

なぜなら未来の投稿は、予約投稿になってしまい公開されないからです。

VK Filter Search Proの日付検索は「予約投稿を無効にする」というオプションがあります。このオプションを有効化することで予約投稿したページが公開され、検索対象になるという仕組みです。

予約投稿を無効化する

比較条件のオプションは4パターン

件のオプションは4パターン

日付検索のオプションは以下4パターンです。

オプション

  1. 指定日のみ
  2. 指定日以前
  3. 指定日以降
  4. 範囲指定
かんた

それぞれを解説します。

指定日のみ

指定日オプションはそのまんまの意味です。

ユーザーが検索画面で「1月15日」を選択した場合、投稿日が1月15日の投稿のみ対象となります。

1月15日で検索した場合

投稿日検索対象
1月14日
1月15日
1月16日
オプション:指定日

指定日以前

指定した日より前の投稿日の記事が検索対象になります。

1月15日で検索した場合

投稿日検索対象
1月14日
1月15日
1月16日
オプション:指定日以前

指定日以降

指定した日より後の投稿日の記事が検索対象になります。

1月15日で検索した場合

投稿日検索対象
1月14日
1月15日
1月16日
オプション:指定日以降

範囲指定

今回紹介したデモサイトで選択しているのがこのオプションです。

範囲指定

範囲指定オプション選ぶと、サイト上に2つ選択ボックスが表示されます。

「1月15日~1月17日までの範囲」といった広い範囲で検索対象を選択することができます。

1月15日~月17日で検索した場合

投稿日検索対象
1月14日
1月15日
1月16日
1月17日
1月18日
オプション:範囲指定
かんた

一番使いそうなオプションといった印象です

日付検索投稿はカスタム投稿もサポートしている

日付検索投稿はカスタム投稿もサポートしている

予約投稿の無効化オプションはカスタム投稿でも利用できます。標準の投稿(post)以外でコンテンツを作るケースにもしっかり対応しているのはポイント高いですね。

Custom Post Type UIプラグインなどでカスタム投稿を追加するだけで、日付検索ブロック上に予約投稿の無効化オプションが表示されます。

かんた

特別な作業は必要なし

デメリット・ちょっと気になる点

ちょっと気になる点

日付検索を使ってみて感じた気になる点についてです。

バージョン:1.5.2で検証した内容です。

ブロックラベルでFont Awesomeが使えない

絞り込み検索のブロックオプションに「このブロックのラベル」という入力項目があります。日付検索以外だとFont Awesomeが使えますが、なぜか日付検索だとFont Awesomeが使えません。Font Awesomeのコードを入力すると、アイコンではなくHTMLコードがそのまま画面に表示されます。

↓下の画像は日付検索以外でFont Awesomeを使っています。ご出発部分が日付検索なんですが、どうしてもデザイン的にミスマッチになってしまいます。

かんた

この仕様については開発会社に連絡しました!
今後のバージョンアップで仕様が変更される可能性があります。

追記:バージョン1.5.3でFont Awesomeが使えるようになりました!

期限切れの情報も表示される

旅行のツアーやイベント系のサイトを運営している場合、期限切れの情報は検索結果から外すのが自然ではないでしょうか?VK Filter Search Proプラグインには期限を識別する機能はありません。

期限切れの情報を手動で削除するか、なんらかのプラグインで自動的に削除するなど運用面で工夫が必要です。

対処方法

  1. 手動で削除する
  2. プラグインで自動的に削除・非表示にする
  3. 独自コードで自動的に非公開にする
かんた

プラグイン開発会社の情報ですが、期限を識別する機能の追加を予定しているそうです。

1.5系へのバージョンアップ方法

1.5系へのバージョンアップ方法

今回紹介した新機能は、バージョン1.5~で導入されています。

VK Filter Search Proユーザーであれば無料でバージョンアップできます。

ダッシュボードからアップデートする

WordPressの管理画面にアップデートの通知が出ている場合は、一般のプラグイン同様にアップデーボタンを押すだけで最新バージョンになります。

通知がない場合はマイページからプラグインをダウンロード

WordPressのダッシュボード上にアップデートの通知がない場合はベクトルのマイページから最新バージョンをダウンロードしましょう。

VK Filter Search Proプラグインを購入したい場合は公式サイト

プラグインはベクトル社の公式サイトで販売しています。

VK Filter Search Proプラグインは買い切りタイプのプラグインです。仕事で第三者のサイト制作といったケースでも、追加料金はかかりません

まとめ

VK Filter Search Proの新機能「日付検索ブロック」について紹介しました。デモサイトのような旅行会社や、イベント関連のサイトで使える機能です。絞り込み検索の設定難易度は低いので、あまりコードを編集するのが得意でないという人でも自作できるといった印象。期限切れの情報についてプラグイン以外で別途対応が必要になりそう。

VK Filter Search Proは今回紹介した旅行代理店以外にも、不動産サイトや求人サイトなんかも作れるプラグインです。ぜひ絞り込み検索機能の導入にチャレンジしてみてください!

かんた

VK Filter Search Proプラグインを使ったデモサイトは次の記事で紹介しています。

公式 絞り込み検索「VK Filter Search Pro」プラグイン

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次