Lightning G3 Pro Packってクライアントのサイトを作ってもいいの?
自分のサイトならテーマを使いまわしてもいいの?
ライセンスの仕組みがよくわからない
そんな疑問に答えます。
WordPress有料テーマはそれぞれライセンスが違います。とあるテーマは制限がないのに、別テーマだとクライアントサイトの制作に別料金のライセンス契約が必要なものがあります。しかも違反すると罰金といった厳しいペナルティーも。
Lightning G3でライセンス違反をしないよう、ケースごとに詳しく解説していきます。
Lightning G3 Pro Packの料金システム
まずは基本となるLightning G3の料金システムです。
Lightning G3はベクトルパスポートが必要です。ベクトルパスポートには以下3つの料金システムから選択できます。
期間 | 料金 | 割引 |
---|---|---|
1年間 | 9,900円(税込み) | 0円 |
3年間 | 26,400円(税込み) | 3,300円 |
5年間 | 39,600円(税込み) | 9,900円 |
スマホの契約のように長期契約すると割引が適用されます。
提供されるサービスに変わりはありませんので、自分の希望する契約期間を選びましょう。
ライセンスは自動的に更新されない
サブスクタイプの契約タイプは自動更新がデフォルトだったりします。しかも解約の方法がわかりずらいといったものがありますよね?
Lightning G3のライセンスは、自動更新されません。
公式サイトの情報です↓
更新ライセンスを購入しましたが、購入日より1年間となっていました。既存のライセンスが延長するものだと思っていました。
引用元:よくあるご質問
通常版や更新ライセンスを購入していただくことで新しくライセンスキーが発行される仕様となっております。そのため、既存のライセンスの期間が自動的に1年延長するわけではございませんので、ご留意ください。 外観 > カスタマイズ 画面「Lighting ライセンスキー」 で新しいライセンスキーを設定していただくことで引き続き1年間更新が可能となります。
これかなり嬉しい仕組みです。
例えば1年契約で申し込む場合に、申込しのタイミングでお金を払います。1年経過後に自動更新されて課金されるリスクはゼロです。
サブスクにしてはかなり良心的です。
契約期間後でもテーマはそのまま使える
ライセンス期限が切れた場合どうなるの?って気になりますよね。
期限が切れたとしても、そのタイミングからテーマが利用できなくなるわけではありません。ライセンスが切れるとテーマのアップデートができなくなりますが、Lightingのテーマ自体はサーバー上のそのまま残ります。
「Lightning Pro」 は更新ライセンスが切れると使えなくなるのですか?
製品のアップデートが出来ない・フォーラムの書き込みができなくなりますが、利用を続ける事は可能です。ただし、ExUnitなど他のプラグインがアップデートする事により一部不具合が発生する可能性があります。外的要因(連携プラグインの大幅な仕様変更)がなければ継続利用可能です。
各種保証はライセンス有効期間内のみとなります。
フォーラムもライセンスに対するサービスの一つですので投稿ができなくなります。 (閲覧はフォーラムライセンスなしでも可能)
引用元:よくあるご質問
ライセンスの期限が切れても延長できる
うっかりライセンス期限が切れてちゃった。
延長って出来るの?
問題なしです。
もう一度ライセンスを購入してサイト登録すればOKです。
公式サイトでも解説しています↓
ライセンスの期限が切れてしまったのですがどうしたら良いでしょうか?
引用元:よくあるご質問
もう1度同じプロダクトを当サイトから購入して頂き、発行されたライセンスキーを 外観 > カスタマイズ 画面「Lighting ライセンスキー」 から入力することで追加で1年間アップデートをすることができます。
延長用のライセンスを販売しているわけではありません。
初回購入時と同様にライセンスを購入しましょう。
テーマは複数サイトで使わましできる?
Lightning G3を1つ購入した場合に、複数サイトで使えるかを公式サイトの情報と合わせて紹介します。
自分のサイトを複数作るのはOK
複数サイトへの導入 | |
---|---|
自分のサイト | ○ |
Lightning G3は自分の運営するサイトを複数作ってもOKなライセンス規約になっています。
例えば自分の会社用に1つ作って、新規サービスの宣伝用に別ドメインで別サイトを作っても問題ありません。
本当に?
公式サイトの情報だよ↓
有償製品は複数のサイトに利用できますか?
よくあるご質問
弊社の製品はすべて100%GPLを遵守しております。利用者の使用を制限していません。複数のサイトで利用できますし、どのようなサイトにも利用できます。
WordPress有料テーマによっては1つ購入した場合に1サイトでしか使えないものがあります。Lightning G3のテーマは複数サイトで使えるで、新たにサイトを作る場合に追加料金はかかりません。
ライセンスがサイト単位のテーマ
- Nishiki Pro
- STORK19
- スワロー
ライセンスがサイト単位の有料テーマの場合、サイトごとにライセンス(またはテーマ)を追加購入する必要があります。例えば有料テーマのNishiki Proはライセンス費用が税込みで19,580円です。2サイト作る場合は単純に倍の39,160円という計算です。
クライアントサイトで使いまわしOK
複数サイトへの導入 | |
---|---|
クライアントサイト | ○ |
購入したLightning G3でクライアントサイトを作る場合です。自分のサイトを作る場合と同様に特別料金はかかりません。サイトごとに追加料金がかからず使いまわし出来ます。
本当?
受注制作のケースについても公式サイトに明記してあるよ↓
受託制作などの場合は別途費用が発生しますか?
よくあるご質問
弊社の製品はすべて100%GPLを遵守しております。受託案件でも自由に利用いただいてかまいません。
WordPress有料テーマの中には、クライアントサイトの制作を代行する場合に特別ライセンス契約が必要なものがあります。
例えば、豊富な種類のテーマを販売しているTCDがこれに当てはまります。TCDのテーマを使ってクライアントのサイト制作を行う場合は、各テーマごとに3万円の特別ライセンス契約がテーマ代とは別に必要です。
制作代行用に別途ライセンスが必要なテーマ
- TCDテーマ
- DIVER
- THE THOR
有料テーマごとライセンス規約はだいぶ違います。自社サイトだけでなく、受注制作で第三者のサイトを制作する場合は該当する規約の有無を必ずチェックしましょう。
「規約に違反すると罰金」と明記しているテーマもあります。
Lightning G3はクライアントのサイトを制作する場合に特別ライセンスのような追加料金はありません。
制作NGなジャンルはない
Lightning G3では制作NGなジャンルはありません。
有料テーマの中にはアダルト・ギャンブル系ジャンルがNGなど、特定の用途での仕様を禁止しているものがあります。テーマのブランドイメージが低下することを危惧しているためです。
Lightning 3Gで作成したデモサイトは次の記事で紹介しています。
Lightning G3でどんなサイトが作れるの?
Lightning G3を使って、デモサイトを作ってみました。
その他、Lightning G3で作ったデモサイトは次の記事で紹介しています。
Lightning G3 Pro Packの購入方法とライセンスの登録方法
Lightning G3 Pro Packの購入方法と、購入したライセンスをサイトに設定する方法について紹介します。サイトにライセンスを入力しないとテーマのアップデートが出来ません。必ずライセンスキーの登録を行いましょう。
Lightning G3 Pro Packの購入方法
Lightning G3 Pro Pack は公式サイト上でオンライン販売しています。
公式サイトです↓
ライセンスの設定方法
Lightning G3 Pro Packを導入したサイトを登録する方法についてです。
購入したテーマとプラグインのアップロードが完了した状態からの解説になります。WordPressダッシュボードから購入したLightning G3 Pro Pack関連ファイルをアップロードし有効化してください。
WordPress側での作業です。
以上で作業完了です。
FAQ
Lightning G3 Pro Packを購入すると手に入るファイルは?
以下3つのファイルです。
- vk-blocks-pro.zip
- lightning-g3-pro-unit.zip
- lightning-pro.zip
Lightning G3 Pro Packを購入後、どこからダウンロードできるの?
以下2箇所からダウンロードできます。
- 決済完了のメールに記載のあるテキストリンク
- マイアカウントページ
ダウンロード回数に制限はあるの?
回数に制限はありません。何度でもダウンロードできます。
ダウンロード期限は?
「1年間」で申し込んだ場合は申込日から1年間です。
マイアカウントページにファイルをダウンロードできる期限が明記されています。
支払い方法は?
オンライン決済でクレジットカード、PayPalに対応しています。
公式サイトを見たら次のような説明がありました↓
銀行振込は対応していますか?
よくあるご質問
大変恐れ入りますがクレジット決済のみの対応とさせていただいております。銀行振込には対応しておりません。
お問い合わせフォームなどからご連絡いただいても回答は同じになります。
「問い合わせしたら個別に対応してくれるだろ」って期待感で問い合わせする人が結構いるんでしょうね。
フッターにLightning G3のコピーライトは表示されるか?
表示されません。
一部の有料テーマはフッターに、有料テーマ販売ページのリンク付きコピーライトが表示されます。
受注案件をしていると、さすがに有料テーマの社名入りでクライアントに納品することはできません。
Lightingの公式ホームページではフッターをカスタマイズするプラグイン「Lightning Copyright Customizer」を販売していますが、これは無料版のLightning用のプラグインです。
G3ユーザーは購入不要です。
請求書は発行してもらえるの?
マイアカウントページに「印刷」ボタンがあり、クリックすると請求書形式のファイルを印刷できます。
Lightning G3の評判は?
評判・口コミ、デメリットについては次の記事で詳しく解説しています。
Lightning G3以外向けの便利な拡張プラグインってある?
デザインをオシャレにしたいならEvergreenキット。不動産サイトのように複数条件で絞り込み検索機能を付けたいならVK Filter Search Proがおすすめです。
まとめ
WordPress有料テーマ「Lightning G3」のライセンスについての解説でした。
以下、Lighting G3のライセンスの要約です。
ライセンスについて
- 自分のサイトを複数作ってOK
- クライアントサイトを複数作ってOK
- 制作代行用の特別ライセンスはない
- ライセンスは自動更新されない