Nishiki Proを使ってサイトを作りたい。
どこのレンタルサーバーがオススメ?
相性が悪いサーバーがあるってきいたけど、本当?
そんな疑問に答えます。
最近のレンタルサーバーはWordPress対応のものがほとんどです。各レンタルサーバー会社の料金プランは違うし、専門用語が多くてどれを選んで良いか悩みますよね?
僕はサイト制作の仕事で国内・海外のレンタルサーバーを30社以上使った経験があります。
「とにかく価格!安いサーバーでしょ」と思い格安サーバーを選んで大失敗したこともあります。
サイトの表示に時間がかかってイライラするレベルのサーバー。最新のWordPressが使えないレンタルサーバーに当たったこともあります。
当たり前ですが、レンタルサーバー選びはメチャクチャ重要です。
レンタルサーバー契約しサイトを作ってしまうと、別のレンタルサーバーへ引っ越すのは本当にメンドウです。
この記事では始めてWordPress+Nishiki Proでサイトを作りたい人向けにオススメなサーバーと料金プランを紹介します。
Nishiki Pro向けのレンタルサーバー
結論:Nishiki Proでサイトを作る場合にオススメのレンタルサーバーと料金プランは「エックスサーバーのX10プラン」です。
料金は月額ざっくり月1,000円。個人のブログ、企業サイトどちらでも使えます。
エックスサーバー以外にもレンタルサーバー会社はあります。
なぜエックスサーバーがNishik Pro向けなのかを解説します。
なんでエックスサーバーなの?
まずはエックスサーバーの利点です。
エックスサーバーのここが良い
- Nishiki Proテーマとの相性
- 再販OK(制作事業者がクライントのサイトを扱う行為)
- 1契約で何個もサイトを作れる
- ワードプレスをサクッとインストールできる
- 外部で取得したドメインも使える
- サイトの表示スポードが早い
- 電話サポートがある
- 自動バックアップがある
Nishiki Proテーマのとの相性
テーマとレンタルサーバーの「相性」からNishiki Proにはエックスサーバーが良いと判断しています。
「相性」って何?
「テーマのスライダー機能が動かない!調べてみたらレンタルサーバーの仕様が原因だった!」なんてことがあります。
これが相性です。
以下、ツイッターで見かけたNishiki Proユーザーさんのツイートです。
スライダーブロック不動作事件
— 綿茶🦕8/6~アバターマーケット★8/28~ワンコインマーケット (@kottontea) April 27, 2021
解決いたしました!
ConoHaサーバーのキャッシュ設定が悪さをしていたようでした;;
ユーザーコミュニティのフィードバックにて色々教えてくださったおかげで解決いたしました!#wpnishiki
これ以外にも、「○○レンタルサーバーで設定しようとしたらエラーが出た。別の設定をしないと○○サーバーだと動かない」なんてことは、色んなサーバーを使っていると経験します。
Nishiki Proに限った話ではなく、他のテーマでもレンタルサーバーとの相性問題が発生します。
ロリポップのWAFの影響で、SWELLのブログパーツが更新できないのね。エックスサーバー以外触るとおもろい。
— しらこ♨くろにゃん子育て中🐈 (@96ssbike) January 25, 2021
というわけで、一回OFFして5~10分待つと編集作業ができる。終わったら再度ON。
以下はNishiki Proテーマ開発者さんのツイートです。
ヘテムルのサーバーを使用している場合は WAF の設定を OFF にしてほしい、という内容を追記しました。 / WordPress テーマ Nishiki Pro、Nishiki のヘッダーやフッターに独自の JavaScript のコードを入れる方法 | サポトピア https://t.co/gHHHKkYgk1 #wpnishiki
— Imamura | AnimaGate, Inc. (@s56bouya) November 26, 2019
特定のレンタルサーバー会社を利用する場合「WAFと呼ばれるセキュリティーシステムをOFF(無効化)にしてほしい」というツイートです。
Nishiki Proに限らずWorPressテーマと相性の悪いレンタルサーバーがあるんです。
日本のWordPressテーマ・海外テーマを使ってサイトを作り運用をしていますが、エックスサーバーでこの手のトラブルが発生したことはありません。
ある程度ノウハウがある人ならトラブルやセキュリティーシステムの変更に対応できそうですが、初心者の人だと専門用語が難しいのでちょっと苦労すると思います。
Nishiki Proとエックスサーバーの構成でサイトを作った経験がありますが、ツイッター上で確認できるトラブルは発生しませんでした。
再販がOKなので仕事用に使える
僕はWeb制作の仕事をしているので「再販がOK」という点と、「1契約でサイトを複数作れる」点がポイントでした。
「再販」って何?
「再販」はWeb制作事業者向け用語。
契約しているサーバー上に、クライアントのサイトを載せて毎月の保守料金をクライアントから貰うことだよ!
「1契約で何個もサイトを作れる」ってのはどういう意味?
1つサーバーを契約した場合、そのサーバー上に複数のドメインでベッツ別のサイトを作ってもOKというシステム。
再販のイメージ
例エックスサーバーのX10を1台契約したとします。
自分のサイトの他、お客さんのサイトを複数載せても追加料金はありません。
サイトオーナー | ドメイン |
---|---|
自分 | example.com |
クライアントA | swellmani.com |
クライアントB | hanami-sakuar-festival.jp |
クライアントC | akiha-kouyou.net |
知り合い | friend-sites-free.com |
サイトが遅いとSEO的にマイナス評価される
サイトの表示スピードは検索順位を決めるランキングシグナルの1つです。
遅いサーバーを選ぶとSEOで不利です。
本当?
グーグルが公式に発表しています!
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
Googleウェブマスター向け公式ブログ
読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。 そこで 2018 年 7 月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。
エックスサーバー上でNishiki Proの表示スピードを測定してみた
かなり早い!
WordPressをインストールし、Nishiki Proを有効化した状態で各ページの表示スピードを測定しました。サーバー、テーマ、WordPressの設定は一切変更しない状態です。
測定ツールはグーグルのPageSpeed Insightsです。
各ページを5回ずつチェックしましたが、100点満点で97点でした。
文句無しに「早い」といえる数値です。
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 100 | 100 | 90 | 100 | 100 | 98 |
固定ページ | 100 | 91 | 90 | 100 | 100 | 96 |
アーカイブ | 100 | 91 | 92 | 100 | 100 | 97 |
記事ページ | 96 | 91 | 92 | 100 | 100 | 96 |
平均値は『97』
測定に使ったサーバーは今回おすすめとして紹介している共有サーバーX10プランのものです。ちょっとお高めの「ビジネスプラン」ではなく、一般ユーザー向けの一番安いプランです。
ドメインは「持ち込み」「新規取得」どちらもOK
WordPressサイトを作る際にはドメインが必要です。
エックスサーバーはお名前.comなどエックスサーバー以外で取得したドメインにも対応しています。サーバー契約と合わせて、新規ドメイン取得もできます。
どちらでもOK
- すでにドメインを持っている人(そのまま使える)
- ドメインを持っていない人(エックスサーバーで取得できる)
ドメインって何?
「yahoo.com」とか、「goole.com」のことだよ。
インターネット上の屋号みたいなもの。
まとめ
WordPerssテーマ「Nishiki Pro」向けのレンタルサーバーを紹介しました。
実はこのブログもエックスサーバーのX10です。
自分用のサイトでも、Web制作している人がクライアントのサイトを運用する再販にも使えるので、サーバー選びに迷っているならエックスサーバーをおすすめします。
繰り返しですが、料金プランは一番安いX10で十分です。一つ上の上位プランは料金がザックリ2倍違いますが、サービスに大きな違いはありません。
上位プランへのアップグレードは必要な時に申し込めるので、エックスサーバーならまずはX10で試しましょう。
公式 エックスサーバー