
サイトに数字がカウントダウン式で減っていくタイマーを設置したい
無料で簡単に使えるプラグインってないの?
そんな疑問に答えます。
WordPress無料プラグインの「Countdown Block」が使いやすく割とおすすです。
この記事では初心者向けにCountdown BlockプラグインでWordPressサイトにカウントダウンタイマーを設定する手順を解説します。
WordPressにカウントダウンタイマーを設置できるプラグイン

Countdown Blockはページの好きな場所にカウントダウンタイマーをマウス操作で設置できるWordPress専用プラグインです。いろんなカウントダウンプラグインを試した中で、このプラグインが一番のお気に入りです!
【サンプル】どんな感じのカウントダウンタイマーか?

どんな感じなの?
サンプルを見てみたい。

Countdown Blockプラグインを使ってサンプルを作ってみました。

Countdown Blockのサンプル
【概要】Countdown Blockプラグインって何?
Countdown BlockはWordPress公式ディレクトリーに登録済されているプラグインです。

誰でも無料で使えます。
Countdown Block | |
---|---|
プラグインの読み方 | カウントダウンブロック |
開発者 | WPDeveloper |
有効インストール数 | 1,000+ |
検証済み最新バージョン | WordPress 5.6.4 |
ダウンロード | Countdown Block公式ページ |
Countdown Blockプラグインのインストール方法
Countdown BlockプラグインはWordPress公式プラグインディレクトリーに公開されています。以下いずれかの方法でプラグインをインストールし有効化しましょう。
- ダッシュボード上「プラグイン」→「新規追加」、「Countdown Block」で検索
- 公式サイトからプラグインファイルをダウンロードしサイトにアップロード

どちらでもOK。
やりやすい方法でプラグインをインストールし、有効化しましょう。
Countdown Blockプラグインの使い方

Countdown Blockプラグインを有効化すると、ブロックエディター上で専用のブロックが利用できるようになります。

「Count」と入力すると見つかります!
Countdown Blockを使うザックリした流れ
- 固定ページ、投稿ページを開く
- Countdownブロックを挿入する
- カウントダウン対象に日時を指定する
- フォントサイズ、色などをブロックオプションから設定する
Countdown Blockの設定オプションはかなり充実しています。基本ノーコードで設定できるので初心者でも問題なく扱えるプラグインです。
カウントダウンタイマーはサイトにいくつでも設定できます。1つの投稿内に異なる複数のタイマーを設置できます。イベント系のサイトで複数のイベントを同じページで通知をしたいといったケースでも使えます。
Countdown Blockプラグインの設定オプション
必須の設定

Countdown Blockを挿入したら必須なのが「Timer Setting」です。
Timer Settingはカウントダウンの目標日です。例えば「2021年3月1日午後7時」までのカウントダウンを表示する設定です。ブロックオプションにカーソルをあわせるとカレンダーが表示されますので日程を必ず選択しましょう。
任意の設定オプション
フォントのサイズ、色などの設定がブロックオプションから行えます。
Context Setting | 説明 |
---|---|
Display Days | 日付を表示するかどうかです。 この設定がオンの場合、カウントダウンは ○○日まで20日18時間30分14秒といった形式で表示されます。 設定をオフにすると「20日」部分が表示されず、18時間30分14秒と表示されます。 |
Display Hours | 「Display Days」と同じ用途です。 こちらは「時間」部分。 |
Display Minutes | 「Display Days」と同じ用途です。 こちらは「分」部分。 |
Display Seconds | 「Display Days」と同じ用途です。 こちらは「秒」部分。 |

時間が過ぎていく間で訴求力を出したい場合は「Display Seconds」をオンにするのがおすすめです。秒が刻々と過ぎ去っていく感じをアピールできます。
Context Setting | 説明 |
---|---|
Custom Label For Days | カウントダウンの数字に下に表示されるラベル部分です。 デフォルトでは英語で「Days」と表示されます。日本ユーザー向けなら「日」に設定しましょう。 |
Custom Label For Hours | 日本人ユーザー向けなら「時間」に設定しましょう。 |
Custom Label For Minutes | 日本人ユーザー向けなら「分」に設定しましょう。 |
Custom Label For Seconds | 日本人ユーザー向けなら「秒」に設定しましょう。 |

英語でオシャレな感じにしたい場合はデフォルトのままでもOKです。
Container Margin & Padding | 説明 |
---|---|
Margin | カウントダウンタイマーブロックの外側の余白です。 余白は「数値+px,em,%」で指定できます。 |
パディング | カウントダウンタイマーブロック内側余白の設定オプションです。 余白は「数値+px,em,%」で指定できます。 |

基本何も設定しなくてOK。
「日」「時間」など、個別の数字を囲んでいるボックスじゃないので注意しましょう。
サイドバーやフッターにカウンタータイマーを設置する方法
一部のテーマは「ブログパーツ」「テンプレート」「ブロックパターン」と呼ばれる投稿機能があり、それらの機能を使うとブロックエディター上で作成したカウトダウンタイマーをサイドバーやフッターに設置できます。
対応しているテーマ

SWELLを例にサイドバーにカウントダウンタイマーを設置する方法を紹介します。
サイドバーに設置する流れ
- ブログパーツ上で「CountdonwBlock」ブロックを挿入する
- カウントダウンタイマーを作成する
- ウイジェットにブログパーツを設置する

SWELL以外でも同じ方法でサイドバーやフッターウィジェット上にカウントダウンタイマーを設置できます。
Cooonなら「テンプレート機能」。Nishiki Proなら「ブロックパターン機能」でカウントダウンタイマーを作成し、ウィジェットに呼び出しコードを設置しましょう。
【プラグイン無し】カウンター自作のサンプルコード
カウントダウンタイマーをプラグイン無しでWordPressサイト上に設置する方法を紹介します。

次のような人向けです。
- プラグインは減らしたい
- CountdownBlockプラグインが動作しなかった
カウントダウンタイマーのサンプルコード
カウントダウンタイマーを設置したい任意の場所に次のコードを設置ましょう。
設置場所の例
- 固定ページ・投稿ページのエディター上(カスタムHTMLブロック)
- テーマ内のテンプレートファイル(例:header.php、foote.php)
- ウィジェット
サンプルコード
<div id="Timer"></div>
<script language="JavaScript" type="text/javascript">
function Count(elm,tl,mes){
this.initialize.apply(this,arguments);
}
Count.prototype={
initialize:function(elm,tl,mes) {
this.elem = document.getElementById(elm);
this.tl = tl;
this.mes = mes;
},countDown:function(){
var timer='';
var today=new Date();
var day=Math.floor((this.tl-today)/(24*60*60*1000));
var hour=Math.floor(((this.tl-today)%(24*60*60*1000))/(60*60*1000));
var min=Math.floor(((this.tl-today)%(24*60*60*1000))/(60*1000))%60;
var sec=Math.floor(((this.tl-today)%(24*60*60*1000))/1000)%60%60;
var milli=Math.floor(((this.tl-today)%(24*60*60*1000))/10)%100;
var me=this;
if( ( this.tl - today ) > 0 ){
if (day) timer += '<span class="c-day">'+day+'日</span>';
if (hour) timer += '<span class="c-hour">'+hour+'時間</span>';
timer += '<span class="c-min">'+this.addZero(min)+'分</span><span class="sec">'+this.addZero(sec)+'秒</span>';
this.elem.innerHTML = timer;
tid = setTimeout( function(){me.countDown();},10 );
}else{
this.elem.innerHTML = this.mes;
return;
}
},addZero:function(num){ return ('0'+num).slice(-2); }
}
function CTIMER(){
var tl = new Date('2021/1/1 00:00:00');
var timer = new Count('CTIMER',tl,'終了!');
timer.countDown();
}
window.onload=function(){
CTIMER();
}
</script>
「var tl = new Date(‘2021/1/1 00:00:00’);」部分に、カウントダウン対象の日時を指定して使ってください。
例えば2021年12月20日を指定する場合は「var tl = new Date(‘2021/12/20 00:00:00’);」といった感じです。「何時から」と時間を指定する場合は「00:00:00」部分を変更しましょう。
まとめ
WordPressサイトにカウントダウンタイマーを設置できる無料プラグイン「Countdown Block」を紹介しました。
イベント情報やアフィリエイトサイトなどの訴求力アップといったケースで使えそうなプラグインです。
日本語には対応していませんが、それほど難しい設定ではありません。ぜひカウントダウンタイマーの設置にチャレンジしてみてください!
- 【3選】WordPress絞り込み検索プラグイン
- 【デメリット有り】WP Rocketプラグインをレビュー|口コミ・評判を調査
- 【高速化ならこれ】爆速プラグイン「WP Rocket」の購入方法
- WordPress無料プラグインの見つけ方
- WordPress絞り込み検索プラグイン「VK Filter Search Pro」の使い方
- 【レビュー】絞り込み検索プラグイン「VK Filter Search Pro」のメリット・デメリット
- 棒・円・チャートなどのグラフを作成できる無料WordPressプラグイン「Visualizer」
- カウントダウンタイマーを設置できる無料プラグイン
- WordPress本体・プラグインをグレードダウンするプラグイン
- カラムブロック・カバーブロックにリンクを設定するプラグイン