「SWELL」と「THE THOR」って、どう違うの?
両方のテーマを使ったことのある人にアドバイスして欲しい。
WordPress有料テーマって価格が1万円以上するし買った後で後悔したくないですよね?僕も初めて有料テーマを購入する時は色んな比較記事を読みまくりました。「何が違うのか分かない」「自分に向いているのはどっちか分からない」そんな悩みがありました。
この記事ではSWELLとTHE THORの両方のテーマを使った経験のある僕がテーマの違いをシェアします。お金をムダにしたくない人は最後までご覧ください(SWELLテーマのレビュー記事はこちらです)。
結論を先に書くとSWELLの方がおススメです。
この記事の信頼性
SWELLとTHE THORをこのブログのドメイン内にインストールしました。SWELLとTHE THORを持っている証明です。
- SWELL:https://webrent.xsrv.jp/
- THE THOR:https://webrent.xsrv.jp/demo/thor01/
SWELLとTHE THOR(ザ・トール)の比較ポイント
比較の一覧表です。
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
販売会社 | 株式会社LOOS | フィット株式会社 |
テーマ料金(税込み) | 17,600円 | 16,280円 |
発売日 | 2019年3月10日 | 2018年10月 |
表示速度 | 5.0 | 4.0 |
記事の装飾機能 | 4.0 | 4.0 |
記事の書きやすさ | 5.0 | 2.0 |
ブロックエディター対応 | ||
SEO設定オプション数 | 4.0 | 4.0 |
AMP対応 | ||
PWA対応 | ||
テーマ乗り換えサポート | ||
サポート | 5.0 | 2.5 |
ライセンス | 複数サイト対応化 | 複数サイト対応化(※) |
テーマ購入サイト | SWELL公式ページ | THE THOR公式ページ |
総合評価 | 4.5 | 3.5 |
総合評価では『SWELL』のほうが上です。
かなり重要なポイントですが、THE THORはWordPerss標準エディターに対応していません。オリジナルの装飾機能を使うにはClassic Editorプラグインが必須です。
THE THORで記事を書く作業はクラシックエディターです。
Classic Editorプラグインは過去に何度かサポート終了になるアナウンスがされていたことあります。もし、今後Classic Editorプラグインのサポートが終了したらというリスクがあるのがユーザーとして不安な点です。
エディターの違いを比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
ブロックエディター対応 | ||
備考 | クラシックエディターにも対応 | Class Editorプラグインが必須 |
ブロックエディターとは?
WordPress5.0から採用されている標準のエディター。正式名称はGutenberg(グーテンベルグ)。5.0より前のエディターはクラシックエディターと分類されています。
ポイント:エディターがまったくの別物
SWELLとTHE THORのエディターの画面を比較します。
↓タブを切り替えながら、SWELLとTHE THORのエディターを確認してください。
こちらがSWELLのエディター。Cocoonなどに慣れている人は違和感なく感じるはずです。
見ての通りエディターは別物。SWELLとTHE THORは使い勝手がまったく違います。
SWELLのエディターは最新のWordPressのエディターであるブロックエディターに100%対応しています。
THE THORはブロックエディターに対応していません。THE THORはクラシックエディター環境でのみ独自の装飾が使えます。
エディターに関する口コミをチェック
ブログを書きたい!
— どしパパ@家ブログ×インスタ (@DoshinchoPaPa) January 2, 2021
…けど、まずはTHE THOR使いづらいからSWELLに乗り換える??
僕はaffinger5WINGを使っています
— かいり(Kairi) (@kairi_blog_org) December 17, 2020
THETHORも使用したことありますが、あれは装飾等が使いづらい。マニュアルも不親切だし
ということで、個人的にはaffinger5の方が初心者はオススメですね( ´∀`)
私はブロックエディタを使ってるのですがthethorはブロックエディタの対応が相当遅れていてストレスマックスで😅危うくブログがきらいになるところでした😓
— ユンタン@ザトールを2週間でやめた (@yuntan_blog) October 20, 2020
ブロックエディタをお使いならSWELLじゃないとキツいかも❇️
さて、ひと段落してWordpress進めようかな。TheThor購入したんですけど、ブロックエディターに対応してないんですよね…クラシックはクラシックになってしまうので、swellを買い直す予定。お金が飛んでいく!
— みぞお (@mizoobravo) July 14, 2020
THE THORを使いたくて、まずはクラシックエディタに慣れるためプラグイン入れてみたけど、手こずってる。これまで一目瞭然だった機能を探さなきゃいけないのは不便。THE THORが今後もブロックエディタに対応しないなんてことがあったらどうしよう😂#THETHOR #SWELL #WordPress #ブログ #テーマ
— 麒麟猫 (@nennekokirin) November 17, 2020
今、みんな推している【SWELL】
— ゴッドくん (@godtomoya_com) December 19, 2020
良いなぁ… と思っちゃってます😗
今使ってる 【THE THOR 】は
確かにクラシックエディターが
ちょっと使いにくい
だけど もう慣れちゃってるし😚
気に入ってるからこのままいく❗️
てか まず #ブログ書け !自分😆#ブログ初心者 #SWELL#THETHOR
「THE THORを買ったけど、2週間でSWELLに切り替えた」という口コミもありました。Cocoonなど標準のブロックエディターに慣れている人にとってTHE THORは苦労するようです。
エディーターの使い勝手を比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
装飾の種類 | 4.0 | 4.5 |
操作性 | 5.0 | 2.5 |
初心者向け | 4.5 | 3.0 |
各項目を比較していきます
装飾の種類を比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
フルワイド | ||
アコーディオン | ||
吹き出し | ||
ボタン | ||
キャプション付きボックス | ||
ブログカード | ||
FAQボックス | ||
投稿リスト | ||
マーカー | ||
表 | ||
カラムボックス | ||
ランキング | ||
ABテスト | ||
写真ギャラリー | ||
目次 | ||
口コミボックス | ||
スコアボックス | ||
総合評価 |
記事を装飾する機能は、どちらも充実しています。
装飾の数だけを比較すると、THE THORのほうが多いです。
エディターの操作性を比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 5.0 | 2.0 |
SWELLのほうが使いやすい
SWELLとTHE THORの操作性を比較します。
比較ポイント
- マウス操作だけで感覚的に装飾できるか?
- エディター上に装飾が反映されるか?
- 装飾は簡単に変更・編集できるか?
感覚的に装飾できるか?
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 5.0 | 2.5 |
特徴 | 「ビジュアル」で表示される | 「文字」で表示される |
エディター上に装飾が表示されてそこからマウス操作で装飾を選択するだけが理想です。難易度の高いコードの編集は無い方が楽です。
SWELL、THE THORともにエディター上に装飾の候補一覧が出ます。しかし、表示形式に大きな違いがあります。
SWELLの装飾候補は「ビジュアル」で表示されます。
↓下の画面はSWELLで装飾を選んでいる画面です。右側の装飾に注目してください。
装飾の候補がビジュアルで表示されているのでビジュアルを見ながら感覚的に操作できます。「この装飾いいな」→「マウスでポチポチ」→「装飾完成!」こんなイメージです。
THE THORは「文字」で装飾の一覧が表示されます。
↓THE THORのエディター画面で装飾を選択する様子です。
装飾の種類がたくさん表示されますが、自分のイメージしている装飾がどれなのか直観的に分かりずらいです。「アレ?あの装飾どれだっけ?」。慣れるまで大変です。
「装飾を選んだけど想像していたモノと違う」=「時間のロス」
感覚的に操作できるとストレスなく執筆できます。
どうしてもTHE THORはこの点がSWELLに劣ります。
エディター上に装飾は反映されるか?
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 5.0 | 3.0 |
備考 | 表示される | 一部表示されない |
選択した装飾が、エディター上にそのまま表示されるのが理想です。
装飾がエディターにさ表示されていれば確認する必要なく執筆作業に集中できます。
装飾がエディターに表示されない場合は「更新」→「プレビュー」をクリックという工程が増えます。わざわざ装飾を確認という作業はかなり手間です。
ブログカードでの比較
他の記事へのリンクを表示するブログカードの装飾で比較します。
アフィリエイトブログで内部リンクを充実させることはSEO上とても重要。収益記事への導線などでブログカードを利用する機会は多いですよね?
SWELLはエディター上にリンク先のアイキャッチとリンク情報が表示されます。リンクミスの確認がラクチンです。
↓SWELLのエディターの様子です。
THE THORはブログカードがビジュアルで表示されません。ショートコードという、プログラムコードコードが表示されるだけです。
↓THE THORのエディターの様子です。
ブログカードが正しく反映するか確認する手間が必要です。「更新」→「プレビュー」して画面をチェックしなければいけません。
正直めんどうです。
装飾は簡単に変更・編集できるか?
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 5.0 | 2.0 |
「この部分の装飾はちょっと色を変えたいな」そんな場合の作業についてです。
SWELLはメチャクチャ簡単に装飾を変更できます↓
装飾一覧がビジュアルで表示されます。マウスでポチポチとクリックするだけでエディター上に変更が反映されます。
SWELLもTHE THORも装飾の配色を一括管理できるオプションがあります。SWELLの場合、一括オプションを優先しながらも装飾パーツごとに色を変更できます。
次のサンプルはSWELLのボックスです。1番上はデフォルト設定です。テスト2、テスト3は同じボックスですが、配色を変更してみました。同じ記事の中にある同じ装飾でもアレンジを変えることができます。
これはSWELLのボックスです。
これはSWELLのボックスです。
これはSWELLのボックスです。
SWELLのここが良い!
装飾を記事内で自由にアレンジすることができる。
一方、THE THORは装飾の「一括オプション」が基本です。装飾の一部はサイト共通で1パターンしか使えません。
↓の画面はTHE THORの共通パーツの配色を指定するカスタマイズ画面です。どの配色がどれに該当するのか、ちょっと見分けずらいと思いませんか?
慣れると平気なのかもしれませんが、分かりずらい設計です。
SWELLのブロックエディターは、標準のブロックエディターをさらに使いやすく拡張しています!
初心者向けなのはどちらか?
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 4.5 | 3.0 |
記事を編集するエディターは、直観的に操作できるSWELLのほうが初心者向けです。
ポイント
- 装飾候補がビジュアルで表示される
- エディター上に選択した装飾が表示される
- HTMLやショートコードが画面に表示されない
クラッシックエディター歴が長いとブロックエディターは大変?
これは個人差があるとしか言えません。
ブロックエディターは試したけど苦手。
かつての僕もそうでした。
僕は10年以上クラシックエディターを使っています。初めてブロックエディターを利用した時は、かなり抵抗がありました。SWELLを試しましたが最初はやっぱり違和感。それでも1週間程度で慣れました。
SWELLのエディターはブロックエディターですが、独自の機能が追加されています。標準のブロックエディターよりも何倍も使いすいです。
例えば、表(テーブル)ですね。
↓の画面はデフォルトテーマのブロックエディターで設定できる表(テーブル)のオプションです。
「スタイル」が2種類と、「表の設定」として3つのオプションという構成です。
↓下の画像はSWELLで表のオプションを確認している様子です。
標準のオプション以外にも装飾時のオプションが数多く用意されています。SWELLはオリジナルブロックが追加されている以外にも、通常のエディターがつかいやすくなる拡張カスタマイズが搭載されています。
「ブロックエディターが苦手だ」という人こそ、試して欲しいエディターです。
複数のサイトでクラシックエディターとブロックエディターを併用していますが、SWELLのブロックエディターの操作性は圧倒的に上だと感じます。装飾が編集中の画面にそのまま表示されるのがブロックエディーターのメリットの1つです。いちいちプレビューボタンを押して画面を確認する手間がなくなったので記事を書く時間を短縮できます。
表示速度の違いを比較
結果:SWELLのほうが表示速度が速い
SWELLとTHE THORサイトの表示スピードを合計20回ずつチェックしました。パソコンサイト、スマホサイトともにSWELLのほうが早いという結果でした。
サイト表示スピードの測定にはグーグルのPageSpeed Insightsを使いました。
表示スピード測定は「トップページ」「固定ページ」「アーカイブページ」「記事ページ」をそれぞれ5回(合計20回)とガッツリ行いました。
サイト表示スピード測定の検証環境 | |
---|---|
サーバー | 共有レンタルサーバー |
WordPress | 5.6(検証時の最新バージョン) |
テーマ | 検証時に利用可能な最新バージョン |
テーマの設定 | 有効化した状態(高速化のチューニング無し) |
プラグイン | 無し |
投稿・固定ページ | WordPressインストール時に自動的に作成されるサンプル投稿とサンプルページのみ |
↓1回ごとの測定データも公開します。パソコン・スマホの表示スピードの調査結果の詳細です。
パソコンサイトで表示速度です。
SWELLの表示速度
平均値は95。かなり早いと言えます。
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 97 | 89 | 98 | 92 | 97 | 95 |
固定ページ | 86 | 99 | 97 | 89 | 92 | 93 |
アーカイブ | 97 | 86 | 99 | 98 | 96 | 95 |
記事ページ | 98 | 92 | 98 | 97 | 97 | 96 |
THE THORの表示速度
平均値は93。SWELL同様に、かなり早いです。
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 91 | 92 | 91 | 93 | 94 | 92 |
固定ページ | 95 | 94 | 94 | 95 | 94 | 94 |
アーカイブ | 93 | 91 | 93 | 92 | 92 | 92 |
記事ページ | 94 | 95 | 94 | 94 | 95 | 95 |
- パソコンサイトでは差はほとんどない
- スマホサイトではSWELLが早い(30差)
テーマの表示スピードの検証は、AFFINGER5、JINなどでも行っています。他のテーマとの表示速度の違いについては次の記事をごらんください。
【WordPress最速テーマ】SWELLと有料テーマの表示速度を徹底調査!
SEO設定オプション数を比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 4.0 | 4.0 |
SEOの設定オプションに大差はありません
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
トップページ | ||
記事・固定ぺージ | ||
アーカイブ |
トップページのSEOの設定オプション
設定項目 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description |
固定ページ・記事のSEOの設定オプション
設定項目 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description | ||
index設定 |
↓下がSWELLの固定ページ・記事のSEO設定画面。
↓下がTHE THORの固定ページ・記事のSEO設定画面。
アーカイブページのSEOの設定オプション
設定項目 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description | ||
index設定 |
↓下がSWELのアーカイブページののSEO設定画面。
↓下がTHE THORのアーカイブページのSEO設定画面。
※SWELLのSEO設定オプションについての注意
metaまわりの設定についてはSEO SIMPLE PACKプラグインを使うことを前提としているテーマです。SEO SIMPLE PACKプラグインはSWELLテーマの開発者さんが提供しているプラグインでSWELLとの互換性が100%。今回の比較ではSEO SIMPLE PACKプラグインを有効化した状態で調査しています。
WordPress公式ディレクトリー:SEO SIMPLE PACK
テーマ料金の違いを比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
テーマ料金(税込み) | 17,600円 | 16,280円 |
インストールサポート(税込み) | なし | 30,140円 |
支払い方法 | クレジットカード バンドルカード | クレジットカード 銀行振込 / 代金引換 |
SWELLのほうが1,320円高い
テーマ代だけを比較するとSWELLのほうが1,320円高いです。SWELL、THE THORともに買い切りのテーマです。毎月料金の発生するサブスクリプションではありません。
THE THORは「らくらくサーバーセットプラン」というサービスがあります。レンタルサーバーとセットになっているサービスです。
「らくらくサーバーセットプラン」はレンタルサーバー契約済みの人は不要。THE THORテーマのみの購入でOKです。
他のWordPress有料テーマと比較
テーマ名 | 料金 | 複数サイト(※.1) | 受注制作(※.2) |
---|---|---|---|
ハミングバード | 79,80円 | ||
スワロー | 9,900円 | ||
SANGO | 11,000円 | ||
ストーク19 | 11,000円 | ||
JIN | 14,800円 | ||
AFFINGER5 | 14,800円 | ||
THE THOR | 16,280円 | ||
SWELL | 17,600円 | ||
Diver | 17,980円 | ||
賢威 | 27,280円 | ||
AFFINGER5 EX(AFFINGER PACK3) | 31,800円 |
他のWordPressテーマと比較すると、SWELL、THE THORは真ん中ぐらいの価格帯ですね。
テーマの購入は公式サイトのみ
SWELL、THE THORともに公式サイトでのみ販売しています。
サポートの違いを比較
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
評価 | 5.0 | 2.5 |
テーマを購入すると「サポート」を受けることが出来ます。サイトを運営していると、操作ミスなのかバグなのか、トラブルが発生することがあります。長くサイトを運営するなら良いサポートがあるほうが安心ですよね?
サポート内容を一覧でチェック
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
Webマニュアル | ||
会員フォーラム | ||
テーマのアップデート | 無料 | 無料 |
サポートの種類をまとめた一覧表です。SWELL、THE THORともに同じようなサポートを提供しています。
一見同じに見えますが、利用してみて違いが分かりました。
サポートその①:Webマニュアル
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
Webマニュアル | 一般公開 | 会員限定 |
SWELL、THORともにWebマニュアルが整備されています。
SWELLのWebマニュアルは一般公開されています。SWELL購入前にどんな内容かをチェックすることができます
特徴として画像や動画がたくさん含んでいて、かなり分かりやすい印象です。
一方THE THORのマニュアルは「会員限定」です。THE THOR購入前に見ることは出来ません。初期設定など画像付で詳しく解説しています。
ネット上では「初心者には分かりにくい」という口コミがありました。
THETHORのマニュアルに関する口コミ・評判
TheThor初心者に難しすぎ。サッパリわからない。
— wadaken (@wadaken20) July 7, 2019
マニュアルは貧弱すぎるし、質問もボランティアさんか、同じユーザー同士なので答えが返ってくる保障が無い。
JINは未購入なのに中の人から質問に即レス。日曜日なのに。
JINに乗り換えようかな
金無駄にしたなぁ~#TheThor #WordPress
最近The Thor というWordPress
— がいころ (@GaiCoRo) February 24, 2020
テーマを購入しました。
インフルエンサーのツイートではAFFINGER5をおすすめしているのを
見かけます。
両者共にSEO対策やデザイン面では
良いものらしいが初心者の私が使う分
には、あまり大差無さそう…笑
ただThe Thorのマニュアルの説明が少々大雑把だと感じた。
the thor はいい仕組みなのに
— nykew (@nykew) August 21, 2020
マニュアルはかなり手抜きで最悪に使いにくい
うーん、正直the Thor には良い印象ありません。初心者には相当初期設定が難しいだけでなく、マニュアルも初心者には難しく使用者が少ないのか参考になるサイトもなかったです。購入したものの勿体無いけど今はcocoonを使ってます。上級者には良いんでしょうが、初心者には立ち上げだけで疲弊します。
— MagPoo (@mag_poo) March 8, 2020
the thorの外部リンクの画像が真っ暗になる問題。。
— ふる@ノロマ初心者ママブロガー (@mamanetabu) May 10, 2020
解決したい…
マニュアルもフォーラムも見たけど書いてなーーい。#分かる人教えて下さい
THE THORのマニュアルはブログを熟知している人が作っていると見た。当然と言えば当然で、理解できるように勉強してこいと言われればそれまでだけど、企業向けマニュアル(初見でもわかるよう)を作っていた私から言わせてもらえば「私にマニュアル作らせろ」そしたら素人も手が出しやすくなる#THETHOR
— 麒麟猫 (@nennekokirin) November 19, 2020
THE THORを使ってみてわかったけど、マニュアルがしっかりしてないとやっぱり使い辛いな…
— 鳴神 優@ガジェット好き (@useful_time_yuu) May 3, 2020
機能はめちゃくちゃ魅力的なのに残念…
そう考えるとJINとSANGOはめちゃくちゃ使いやすいな。
アフィンガーは機能が多すぎて使いこなせてない…😇
有料テーマのTHE THOR(ザ・トール)
— やーぎ@30代現役SEのハイジニーナパパ (@yagiSP00) November 7, 2019
速度も速いし機能も多いし、慣れれば結構いい
一番の問題はマニュアルやサポートが酷い
自分でネット調べたりできる人じゃないとオススメできないわ
WordPressの基本的な用語が分からない人には必要な情報が見つけにくいのかな?という印象です。僕はWordPressに慣れているのでTHE THORのマニュアルに不満はありません。
サポートその②:会員フォーラム
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
会員フォーラム | 会員限定 | 会員限定 |
SWELL、THE THORともにテーマ購入者限定のフォーラムがあります。
フォーラムはWordPress公式フォーラムのようなイメージです(参考:WordPress公式フォーラム)。質問をフォーラムに投稿すると返信を書き込んでもらえるシステムです。
SWELLのサポートフォーラムはテーマ開発者さんがバリバリ返信してくれます。僕が以前フォーラムに投稿したら1時間42分後に解決しました。もちろんテーマ開発者さん自らの返答です。その時の感想は別記事にまとめました↓。
THE THORのフォーラムには「ボランティア管理者さん」なる存在の人がいます。何がボランティアなのか分かりませんが、キーマスターという権限があるのでフォーラムを構築したTHE THORが正式に任命している人ということになります。
この何だかよく分からないポジションの人が返答するという点が僕はスッキリしません。THE THORテーマを販売している会社として正式な返答なのかが分からないからです。
サポートその③:テーマのアップデート
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
テーマのアップデート |
SWELL、THE THOR両テーマともに無料のアップデートがついています。アップデートの頻度はSWELLのほうが多いです「SWELLが進化し続けている」とも「THE THORが完成している」とも表現できます。
バージョンアップは両テーマとも「無料」!
【超重要】ライセンスを比較
比較項目 | SWELL | THE THOR |
---|---|---|
自分のサイト | 複数サイト制作可 | 複数サイト制作可 |
第三者のサイト | 複数サイト制作可 | 制限あり |
制作NGなジャンル | 制限なし | 制限なし |
外注依頼する際の注意 | 特になし | 注意事項あり |
受注制作でのサイト制作時の注意 | 特になし | 注意事項あり |
SWELLとTHE THORのライセンスは相当違う!
THE THORを使う人で次に当てはまる人は要注意です(罰金30万円の可能性があります)。
- サイト制作を外注したい人
- Web制作事業者でクライアントのサイトを受注制作する人
罰金30万円て何?
THE THORには「特別ラインセンス」という縛りがあるんだよ!
THE THORの特別ライセンスって何だ?
THE THORでサイト制作代行する場合、特別ライセンスが必要という縛りがあります。このライセンス無しで制作を代行すると罰金30万円。
テーマ利用規約
当テーマを使用し第三者のサイトを制作する行為及びそれに関連する行為。(ただし、別途定める特別ライセンス契約者はその限りではない)
テーマ利用規約
特別ライセンス未契約での制作代行に関する違約金額は、金30万円とします。
特別ライセンスの価格は33,000円。しかも3年間という期限付き。
特別ライセンスを購入したら制限なしで作れるのかと思いきや、クライアントごとにテーマを別途買うのも必須。
THE THOR特別ライセンス
特別ライセンスはテーマごとの契約となります。
クライアントへの納品ごとに「テーマ&サポートプラン」1契約分のお申込みが必要です。
特別ラインセンスのご案内
でもこれWebデザイン会社の話でしょ?ボクには関係ないと思うよ。
外注でサイト制作してもらう場合は、特別ライセンスを持っている会社を探さないといけないからね!
THE THORの外注先をどうやって見つけるの?
専門の業者に依頼する選択肢があったほうが、いざという時に便利です。ですが、THE THORはライセンスの縛りがあります。
THE THORでサイトを作って欲しい!
当社にお任せください!
THE THORの特別ライセンス持ってますか?
もってないと違約金30万円みたいなんですよ。
え?持ってないですよ!
誰に相談すればいいんだろ?
身近な知り合いでTHE THOR特別ライセンスを持っている人がすぐ見つかればいいんですが・・・。業者にアイミツをしたいという場合はかなり不便です。
ちなみにTHE THORを販売している会社に「特別ライセンスを持っている事業者の一覧を教えてください」と、問い合わせをしたことがあります。
次のメール返信がありました。
どうやって外注先を見つければいいでしょうかね?
自分のサイトを作る場合は?
「自分のサイト」とは自分が運営しているサイトのことですが、SWELL、THE THORともに自分のサイトであれば1つテーマを購入するだけで複数サイトを作ってもライセンス違反にはなりません。
「自分のサイト」の例
- ブロガー:雑記ブログ、特化ブログなど自分のブログを複数作ってもOK
- 企業:自社のコーポレートサイト、サービスサイト、オウンドメディアの制作が可能
公式サイトの情報をまとめました↓
SWELL:複数サイトでの利用について
質問:複数のサイトでも使えますか?
もちろんです。
SWELLは100%GPLのWordPressテーマですので、一切の制限なくご利用いただけます。
SWELL公式トップページ:よくある質問
THE THOR 第2条(当テーマの使用許諾及び利用条件)
1.FITは、利用者が以下に定める範囲内で当テーマを利用することを許諾します。
テーマ利用規約
(1)利用者自身が管理・運営・利用する目的で作成するサイト(以下「自己所有サイト」といいます)への利用
第三者のサイト
SWELLで第三者のサイトを作るのは問題なし。THE THORはNG。
公式サイトからの引用です。
SWELL:複数サイトでの利用について
質問:複数のサイトでも使えますか?
もちろんです。
SWELLは100%GPLのWordPressテーマですので、一切の制限なくご利用いただけます。
SWELL公式トップページ:よくある質問
SWELL会員フォーラムにも外注時のライセンスについて質問が投稿されていました。SWELL開発者さんが外注に関しても複数サイトでの利用で問題無しという返答していました。
制作NGなジャンル
SWELL、THE THORともに制作禁止ジャンルはありません。
SWELL、THE THORの公式情報です↓
SWELL:テーマ利用規約
SWELL公式ページ:ご利用規約
利用者は、本テーマをどのようなジャンルのサイトでも利用できます
THE THOR:テーマの使用が禁止されているサイトジャンルはありますか?
使用が禁止されているジャンルはありません。どのようなジャンルのサイトでもご使用いただけます。
公式サイト:よくある質問
SWELLのライセンスについては次の記事で詳しく解説しています。
SWELLとTHE THORはどっちがおススメ?テーマの選び方を解説
WordPressテーマを選ぶ際に見るべきポイントを紹介します。
WordPress有料テーマの選び方
僕は日本人の開発したテーマ以外にも海外のサイトから有料テーマを購入した経験があります。かなり痛い経験もしたことがあり、次のような項目をチェックするようにしています。
チェックすべき項目 | 解説 |
---|---|
エディター | 記事の書きやすさは重要です。WordPress標準のエディターなのか、クラシックエディターなのか、外部プラグインに依存するテーマなのかをチェックします。 |
サポート内容 | サポートの内容と期限、不具合時のテーマアップデートの有無。サポートがテーマ代に含まれていないケースがあるので注意が必要。WordPressのバージョンアップ後に、テーマが対応しておらず表示されなくなるという経験があります。軽視されがちです。自己解決できないトラブル時に備えましょう。 |
ライセンス | 複数サイトに使い回しできるか、外注時に制限があるかをチェックします。 |
ユーザーの評価 | Twitterでユーザーのツイートを確認します。特にチェックするのが「悪い口コミ」です。ブログはアフィリエイトが多いので話半分でOK。 |
どっちがおススメか?と聞かれたら「SWELL」がおススメです
「どっちを選んで良いかわからない」という人には断然SWELLをおススメします。
新しくこのブログを始める前にどのテーマにするか検討をしましたが、THE THORは候補にも入れていません。SWELL、JIN、AFFINGER5、AFFINGER5 EX(アフィンガーの上位版)、STORKなどの有料テーマを持っていますが、悩むことなくSWELLにしました。
僕がSWELLを選んだ大きな理由は次の通りです。
SWELLを選んだ理由
- 記事を書く時間が大幅に短縮できる(エディターが便利)
- ブロックエディター対応なので将来的な不安がない
- テーマのアップデートをしっかりしてくる
- サポートが神
- 新機能がジャンジャン追加されている
THE THORを候補に入れなかった理由は次の通りです。
THE THORを候補にしない理由
- ブロックエディターに対応してない(将来的な不安)
- エディターの使い勝手が悪い
- サポートフォーラムが・・・
ライセンスの制限もあるので、積極的にTHE THORを採用したいという気持ちにもなれませんでした。
THE THORの特徴
THE THORはクラシックエディターでの運用を想定したWordPressテーマです。デザイン性が高いくキリッとしていて信頼感のあるサイト作りに最適。
THE THORは外部プラグインに依存せず運営できるよう基本機能として次の機能が搭載されています。
- PWA(Progressive Web Apps)
- AMP (Accelerated Mobile Pages)
- 絞り込み検索
- 問い合わせフォーム
- マーカー、ボックスなどの豊富な記事装飾機能
THE THOR向きな人
次のような人にはTHE THORをおススメします。
- クラシックエディターで記事の編集をしたい人
- 記事の装飾に独自HTML+CSSを多用したい上級者
- AMP・PWA対応がテーマ選びの必須条件の人
- THE THORのキリッとしたデザインが好きな人
- THE THORの高額なアフィリエイト報酬で稼ぎたい人
THE THORに向かない人
次のような人にはTHE THORは向きません。SWELLを含む別のテーマを検討しましょう。
- 「クラシックエディターって何だ?」という人
- WordPressの経験があまりない初心者
- トラブル発生時に自己解決できる自信のない人
- 外注でサイトの制作を依頼しようとしている人(発注側)
- クライアントのサイトを仕事で作る人(受注側)
SWELLの特徴
SWELL向きな人
次のような人にはSWELLをおススメします。
- ブロックエディターで記事を書きたい人
- WordPressの経験が乏しくサポートが必要そうな人
- HTMLを使わず記事を書きたい人
- クライアントのサイトを仕事で作る人
- ブログ運営の相談なんかも気軽にしたい人
SWELLに向かない人
次のような人にはSWELLは向きません。THE THORや別のテーマを検討しましょう。
- AMP・PWA対応のテーマを選びたい人
- 独自HTML+CSSを多用して記事の装飾をしたい
- 販売歴が長く実績のあるテーマを選びたい人
- SWELLのデザインが嫌いな人
- フォーラム形式のサポートが苦手な人
まとめ
WodPress人気テーマの「SWELL」と「THE THOR」の違いを比較しました。
テーマ選びの際には参考にしてください。
SWELL | THE THOR | |
---|---|---|
販売会社 | 株式会社LOOS | フィット株式会社 |
テーマ料金(税込み) | 17,600円 | 16,280円 |
発売日 | 2019年3月10日 | 2018年10月 |
表示速度 | 5.0 | 4.5 |
記事の装飾機能 | 4.0 | 4.0 |
記事の書きやすさ | 5.0 | 2.0 |
ブロックエディター対応 | ||
SEO設定オプション数 | 4.0 | 4.0 |
AMP対応 | ||
PWA対応 | ||
テーマ乗り換えサポート | ||
サポート | 5.0 | 2.5 |
ライセンス | 複数サイト対応化 | 複数サイト対応化(※) |
テーマ購入サイト | SWELL公式ページ | THE THOR公式ページ |
総合評価 | 4.5 | 3.5 |
THE THORからSWELLへの移行方法については次の記事で解説しています。
AFFFINGER5(アフィンガー)やJINなど、他のWordPressの比較もしています。あわせてご覧ください。
- WING Affinger5(アフィンガー)とSWELLの違いを比較
- JIN(ジン)とSWELLの違いを比較
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- 【徹底レビュー比較】Emanon ProとSWELLの違いは?どっちが初心者向けのテーマか?
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- STORK19とSWELLの違いを比較【それぞれのメリット・デメリットをWeb制作業者が解説します】
- SWELLと賢威8をレビュー。何が違うの?テーマを比較!