SWELLとAFFINGER6ってどっがおススメ?
両方のテーマの違いを教えて欲しい・・・。
SWELLとAFFIGER6は1万円を超える有料テーマです。
使いにくい有料テーマを購入して、お金をドブに捨てるようなことは避けたいですよね?
僕はAFFINGER6とSWELLの両方のテーマを持っていて両方のテーマで複数のサイトを運営しています。ちなみにAFFINGER6だけでなく、AFFIGNER5と、その上位バージョンのEXを使っていたへービーユーザです。
正直言って今ならSWELLの方が買いだと断言できます。
知っている人も多いかと思いますが、AFFINGER6のアフィリエイト報酬金額は1件あたり7,000円です。ものすごい金額ですよね?
その上位版のAFFINGER EXのアフィリエイト報酬額は14,000円。WordPressテーマのアフィリエイトで、僕が知る限り一番高い金額です。
ビックリする金額です。
高額なアフィリエイト報酬を目的に「AFFINGER6はSEOに強く、簡単に検索結果の上位が取れる」といった表現でブログ初心者をカモにしている記事が目立ちます。
正直言ってWordPressテーマを特定のものにしただけ、検索1ページ目に表示されるなんてことはありえません。
1件紹介できれば7,000円。なんとしてでもAFFINGER6を販売しようと「それはないだろ…」とAFFINGER6ユーザーの僕でも引いてしまうぐらいの過剰な表現をよく見ます。
あまりWordPressやITの知識のない初心者の人は、疑うことなく信じてしまうんでしょうね。
本記事ではブログ初心者がカモにされないよう、AFFINGER6とSWELLの違いをしっかり解説します。
WordPressテーマ「SWELL」とは?
WordPress有料テーマのSWELLは、Arkhe(アルケー)やSEO SIMPLE PACKプラグインを開発者さんのプロダクトです。
基本データ
SWELL | |
---|---|
販売事業者 | 株式会社LOOS |
テーマ販売日 | 2019年3月10日 |
テーマ価格 | 17,600円(税込み価格) |
ライセンス | 複数サイトでの利用可(GPLライセンス) |
サポート | あり |
公式サイト | https://swell-theme.com/ |
「とくかく使いやすい!」。記事の執筆がスムーズに行える設計↓
デザイン性が高いことからアフィリエイトブログだけでなく、企業サイトにも導入されるケースが増えています。
- デザイン:シンプルでキレがあるデザイン
- 使い勝手:エディターが超絶使いやすい
- 初心者向け:開発者の手によるサポートが手厚い
当ブログもSWELLを使っています。
もともとAFFINGER6ユーザーの僕ですが、今ではSWELLにメチャクチャはまってます。
WordPressテーマ「AFFINGER6」とは?
AFFINGERシリーズの最新版AFFIGENR6はアフィリエイトブログ用として知名度の高いテーマです。
基本データ
AFFINGER6 | |
---|---|
販売事業者 | 株式会社オンスピード |
テーマ販売日 | 2021年7月1日 |
テーマ価格 | 14,800円 (税込み価格) |
ライセンス | 複数サイトでの利用可(※自分の運営するサイトに限る) |
サポート | あり |
公式サイト | https://affinger.com/ |
アフィリエイトブログを運営している人なら、誰でもその名を聞いたことがある有名テーマ。
WordPressで記事を編集する画面はエディターと呼ばれています。WordPressバージョン5より前は、現在のブロックエディターとは異なるクラシックエディターでした。AFFIGNERシリーズはクラシックエディター時代から販売されているテーマで、クラシックエディター上で利用できる装飾機能が豊富という特徴があります。
- 設定項目が多く細部までカスタマイズできる
- クラシックエディター専用の装飾機能が多い
SWELLとAFFINGER6(アフィンガー6)の違いを比較
SWELLとAFFINGER6の違いを比較していきます。まずは一覧表です。
一覧表
SWELL ( ver:2.6.4.2) | AFFINGER6 ( ver:20220509) | |
---|---|---|
テーマ料金 | 17,600円 | 14,800円 |
ページ読み込み速度 | 5.0 / 5.0 | 3.0 / 5.0 |
記事の装飾機能 | 5.0 / 5.0 | 4.5 / 5.0 |
記事の書きやすさ | 5.0 / 5.0 | 3.5 / 5.0 |
ブロックエディター対応 | 100% 対応 | クラシックエディター推奨 |
レイアウトの設定項目 | 4.5 / 5.0 | 5.0 / 5.0 |
SEO設定のしやすさ | 5.0 / 5.0 | 4.0 / 5.0 |
AMP対応 | 非対応 | 非対応 |
テーマ乗り換えサポート | あり | 無し |
サポート | あり | 無し |
ライセンス | 複数サイト対応化 | 複数サイト対応化 |
テーマ購入サイト | SWELL公式ページ | AFFINGER公式サイト |
SWELLとAFFINGER6の違いを比較しながら解説していきます。
料金システムの違いを比較
比較表
SWELL | AFFIGNER6 | |
---|---|---|
テーマ料金 | 17,600円 | 14,800円 |
ダウンロード期限 | なし | 購入日より7日以内 |
ダウンロード回数制限 | 無制限 | 7回 |
結論:AFFINGER6の方が2,800円お得です。
SWELL、AFFINGER6ともに買い切りタイプのテーマです。買い切りとは一度料金を払うだけのシステムのことです。WordPressテーマの中にはSWELLやAFFINGER6とは異なる料金システムで、サブスクタイプもあります。
一度支払うだけでその後のアップデートも付いているので嬉しいポイントです。
【注意】AFFINGER6はダウンロード回数に制限あり
AFFIGNER6 | |
---|---|
ダウンロード期限 | 購入日より7日以内 |
ダウンロード回数 | 7回 |
AFFINGER6は購入したテーマのダウンロード期限と、ダウンロード回数に制限があります。ダウンロード期限はAFFIGNER6を購入した日から7日間。ダウンロード回数も7回と制限されています。
以下、AFFIGNER6公式ページの引用です。
AFFIGNERのダウンロード制限について
引用元:AFFINGER公式サイト
※商品ダウンロードの有効期限は7日(ダウンロード回数は7回)です。
期限後の再配布は行っておりませんので御注意下さい。
AFFIGNERを購入したのに、期限内にダウンロードをしなかったユーザーさんがいました↓
oh…
— うる (@urugusu820) February 10, 2022
アフィンガーのテーマダウンロード期限切れてる…
14,800円無駄に…
行動は早くしろ!を痛感…
テーマの再配布はしていません。
AFFIGNER6を使うには再度14,800円を払うしかありません。
SWELLはダウンロード回数・期限はない
SWELL | |
---|---|
ダウンロード期限 | なし |
ダウンロード回数 | 無制限 |
SWELLはAFFINGER6のような、テーマのダウンロード回数や期限といったものは一切ありません。
公式サイトに最新版のテーマのダウンロードボタンがあるので、何度でもダウンロードできます↓
うっかりテーマを削除してしまった場合や、ブログをしばらく休んで再開するといったケースでも最新バージョンをダウンロードできる仕組みです。
【参考】その他のWordPress有料テーマの料金
SWELL、AFFINGER6を含めた国産WordPress有料テーマの料金一例です。
SWELL、AFFINER6とも他の有料テーマと同じ価格帯です。他のWordPressテーマと比較してメチャクチャ高いわけでも、安いわけでもありません。
料金表
テーマ名 | 料金 |
---|---|
MERIL | 7,800円 |
Emanon Pro | 9,800円 |
SANGO | 11,000円 |
STORK19 | 11,000円 |
Emanon Business | 12,800円 |
JIN | 14,800円 |
AFFINGER6 | 14,800円 |
THE THOR | 16,280円 |
SWELL | 17,600円 |
Nishiki Pro | 17,800円 |
Diver | 17,980円 |
JIN:R | 19,800円 |
賢威 | 27,280円 |
Emanon Premium | 27,800円 |
表示速度を比較
結論:表示速度はSWELLの方が早いです。
SWELLとAFFINER両方のテーマで検証サイトを作りPageSpeed InsightsでSWELL、AFFINGER6両方のテーマの表示速度を合計80回チェックした結果を紹介します。
PageSpeed Insightsって何?
サイトの表示速度を0~100点で表示してくれるGoogleのツールだよ。
表示速度の測定結果まとめ
パソコンサイトはどちらも早い。スマホサイトはSWELLが20も上です。
サイトの表示速度はSEO(検索エンジン対策)で重要です。グーグルは公式情報として「サイトの表示速度がSEOの要素の1つだと」明言しています(参考:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します)。
表示速度の重要性
表示速度が早い= SEO対策で優位にはたらく。
以下が表示速度の詳細結果の詳細です。
トップページだけでなく、下層ページもそれぞれ測定しました。
パソコンサイトの表示速度の比較
SWELL、AFFINGER6両方の検証サイトをPage Speed Insightsで5回ずつ計測しました。
SWELLパソコンサイトの表示速度
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 97 | 89 | 98 | 92 | 97 | 95 |
固定ページ | 86 | 99 | 97 | 89 | 92 | 93 |
アーカイブ | 97 | 86 | 99 | 98 | 96 | 95 |
記事ページ | 98 | 92 | 98 | 97 | 97 | 96 |
SWELLは平均すると『95』!
メチャクチャ早い。
デフォルトテーマと同じ速度レベルです。
AFFINGER6パソコンサイトの表示速度
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 88 | 90 | 87 | 88 | 89 | 88 |
固定ページ | 90 | 88 | 63 | 89 | 89 | 84 |
アーカイブ | 92 | 88 | 82 | 86 | 89 | 87 |
記事ページ | 94 | 81 | 86 | 77 | 92 | 86 |
AFFINGER6は平均すると『86』。
SWELL(95)のほうが少し上だけど、AFFINGER6も十分な表示速度です。
モバイルサイトの表示速度の比較
モバイルサイトの表示速度もパソコンサイト同様に各ページ5回ずつ調べました。
SWELLモバイルサイトの表示速度
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 91 | 94 | 97 | 90 | 88 | 92 |
固定ページ | 99 | 97 | 96 | 96 | 95 | 97 |
アーカイブ | 96 | 97 | 94 | 96 | 98 | 96 |
記事ページ | 81 | 87 | 85 | 91 | 92 | 87 |
SWELLの平均は『93』
モバイルサイトも高速表示!
AFFINGER6モバイルサイトの表示速度
ページ | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均値 |
---|---|---|---|---|---|---|
トップページ | 66 | 75 | 67 | 67 | 69 | 69 |
固定ページ | 67 | 66 | 56 | 66 | 63 | 64 |
アーカイブ | 56 | 63 | 57 | 67 | 63 | 61 |
記事ページ | 74 | 69 | 68 | 69 | 66 | 69 |
AFFINGER6の平均は『66』。
SWELLの平均は93なので、だいぶ差が開きました。
少しでもサイトの表示速度が早いテーマを探している人ならSWELLがおすすめです。
SWELLの高速化機能について
SWELLにはページ速度を早くする「高速化オプション」機能があります。ページ速度をさらにあげたい人には嬉しい機能です。
※今回のテーマ表示速度の調査では高速化機能は使っていません。
ヒトデブログも担当。SWELLにはサイト高速化のプロが付いている
ブログ界隈で有名なブロガーさんの一人、ヒトデさんをご存じの方もいらしゃいますよね?ヒトデさんの運営しているhitodeblogの高速化を担当しているのは高速化のスペシャリストであるスキルシェアさんです。
【⑤スキルシェアさん(@skillsharejp )】
— ☆←ヒトデ@ブロガー (@hitodeblog) 2020年12月31日
hitodeblogの高速化でお世話になりました
個人的にはPageSpeedInsightsは全く重視してなかったんですが、アプデで飛んだ際に要因としてあり得るものは全部潰そうと依頼
その結果がこれである(画像)
知識?技術?が頭1つ抜けてると思ってます。凄い! pic.twitter.com/0zH2h0xadD
実はSWELL、2021年からスキルシェアさんと顧問契約を結んでいます。
SWELLはもともと読み込みの早いWordPressテーマでしたが、GoogleがCore Web Vitalsを検索順順位を決めるランキングシグナルにすると発表して以降、さらに高速化に取り組んでいます。
勘違いしそうなポイントなんですが、Page Speed Insightsのスコアが検索結果の順位を決める要素ではないということ。スキルシェアさんは、Core Web Vitalsの観点からもSWELLの改善を目指しています。
Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について
引用元:Google検索セントラル「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」
検索結果でのランキングを上げ、全般的に優れたユーザー エクスペリエンスを提供できるよう、サイト所有者の皆様には、Core Web Vitals を改善することを強くおすすめします。Core Web Vitals は、その他のページ エクスペリエンス要素とともに、Google のコア ランキング システムがランキングを決定する際に考慮する要素です。
ちなみに、ヒトデさん以外にも、ブロガーとして本の執筆やブロガー向けサロンを運営しているマクリンさんもスキルシェアさんのサービス利用者です。
というか、スキルシェアさんにお願いしてますw
— マクリン(新井涼太)@マクサン本 (@Maku_ring) May 25, 2021
JINやTHE THORなど、他のWordPress有料テーマとSWELLの表示速度の違いについては別記事にまとめました。
SWELLの表示速度はメチャクチャ早い!他のWordPressテーマと比較してみた
- SWELLの方がパソコンサイト、モバイルサイトともに早い。
- SWELLはサイトの高速化専門家と契約している
記事の書きやすさ(エディター)の違いを比較
大前提:SWELLとAFFINGER6はエディターの種類が違う
記事や固定ページを編集する機能、『エディター』の違いについてです。まずはSWELLと、AFFINGER6両方のエディター画面を紹介します。
下のタブをポチポチすると、それぞれのエディター画面が見えます!
同じWordPressなのに全然ちがう画面だよ!
記事を書く画面だけでも、こんなに違うんだよ。
なんでエディターがこんなに違のうの?
SWELLはブロックエディター、AFFINGER6はクラシックエディター推奨です。
AFFINGER6のクラシックエディターは旧式のエディターです。ブロックエディターはWordPress5.0から採用された新型で、SWELLは新型ブロックエディターをベースにしています。
ここ数年でWordPressを始めた人にはブロックエディターが標準的なエディターですよね?そういった人にとってはSWELLのブロックエディターの扱いはそれほど難しくありません。
AFFINGER6の旧式エディターって、無料で試すことはできないの?
無料プラグインの「Classic Editor」を有効化すれば、新しいバージョンのWordPressでもクラシックエディターを体験できるよ!
- SWELL:ブロックエディター+独自機能
- AFFINGER6:クラシックエディターを推奨(Classic Editorプラグインを有効化)+独自機能
【装飾の種類】記事をオシャレにデコレーションする機能の差は?
結論:装飾の「種類」はAFFINGER6のほうが多いです。
AFFINGER6の装飾は使いきれないほど豊富です。
AFFINGER6装飾のサンプル。
どんなデザインの装飾なの?
テストサイトに装飾のサンプルページ作ったみたよ!
AFFINGER6装飾デザインのサンプルページ
選択肢が多いの間違いなくメリットです。装飾機能が何よりも重要だ!と感じる人はAFFINGER6が向いているかもしれません。
- AFFINGER6の装飾:AFFINGER6公式デモページ
- SWELLの装飾:SWELLエディター機能一覧ページ
エディターの使いやすさはSWELLが上
SWELLのエディターは本当に使いやすいなと感じます。色んな有料テーマを使いましたが、ナンバー1の使いやすさです。
マウス操作でポチポチするだけなので、WordPress初心者に優しい設計です。
AFFINGER6のエディター
まずはAFFINGER6の場合です。
以下のような装飾をつける場合の手順です。
↓AFINGER6の操作画面です。
ビジュアルエディター上に表示されるのはショートコードと呼ばれる専門のコードです。
実際に自分の希望する装飾になっているかは、プレビューをクリックしてページを確認する工程が必要になります。
装飾の度にこんなことするのは結構めんどう。
コードにアレルギーがない上級者なら問題ないかもしれません。初心者がうっかりコードの一部を削除したりすると、表示されなくなることもあります。不具合の原因を特定できるスキルがある人以外だと、装飾にかなり時間がかかります。
SWELLはエディターに表示される
次にSWELL操作画面です。
SWELLの装飾は、即エディター上に反映されます。他の装飾に切り替える作業もワンタッチです。
ちょっと違うなー?なんて時にサクッと別の装飾に変更して、その変更を画面で確認できます。
エディターについてはSWELLのほうが圧倒的に使いやすいと思いました。
デザイン:外見の設定オプション数の差を比較
AFFINGER6の方が多い
まずはウィジェットです。サイドバーやフッター、CTAエリアなどが比較対象です。
↓こちらがSWELLのウィジェット画面
ぜんぜん数が違うね?
ウィジェットの数と設置できる場所をデータにまとめてみたよ!
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
利用できるウィジェットの数 | 24個 | 35個 |
ウィジェットを設置できる場所の数 | 20か所 | 33か所 |
利用できるウィジェットの数では11個も多く、ウィジェットを設置できる場所は13か所もAFFINGER6が多い。
僕の知る限り、ウィジェットの数については国産の有料テーマでナンバー1じゃないかと。
SEO設定オプションの違いを比較
SWELL、AFFINGER6ともに必要最低限をしっかりカバーしている。
記事・固定ページのSEOに関連する設定オプションです。SWELL、AFFIGNER5ともにmeta周りの設定について大きな差はありません。
記事・固定ページ
設定項目 | SWELL | AFFINGER6 |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description | ||
meta keywords | ||
リダイレクトURL | ||
canonical変更 | ||
index設定 | ||
head内へのコード追加 |
アーカイブページ
カテゴリー、タグ系のアーカイブページのSEO設定オプションです。記事・固定ページ同様に差はありません。
設定項目 | SWELL | AFFINGER6 |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description | ||
index設定 |
トップページ
トップページのSEO設定オプションです。SWELLとAFFINGER6に差はありません。
設定項目 | SWELL | AFFINGER6 |
---|---|---|
meta tile | ||
meta description |
ちなみにGoogleは「meta description」、「meta keywords」を検索順位を決めるランキングシグナルに使っていません。
SWELLのSEO設定オプションについて
metaまわりの設定についてはSEO SIMPLE PACKプラグインを使うことを前提としているテーマです。本来外部プラグインに依存するとトラブルになることがありますが、SEO SIMPLE PACKプラグインはSWELLテーマの開発者さんが提供していることもありSWELLとの互換性が100%。
※SEOの設定オプションの違いはSEO SIMPLE PACKプラグインを有効化した状態で比較しています。
WordPress公式ディレクトリー:SEO SIMPLE PACK
SWELLにはJSON-LDオプションがある
meta周りのSEO関連オプションについてです。SWELLにはJSON-LDをワンタッチで生成できるメチャクチャ便利な機能があります!
JSON-LDって何?
JSON-LDの読み方はジェイソン・エルディー。記事の中身を検索エンジンが分かりやすい状態にするのが役割です。
SWELLはJSON-LDをサクッと記事ごとに自動生成してくれる機能があります。
JSON-LDを使うメリットについては次のSWELLレビュー記事に詳しくまとめました。
WordPressテーマ「SWELL」をレビュー。デメリットを含め使ってみた感想
魔法のテーマは存在しない。
どんなサイトでも検索順位のトップに表示される魔法のテーマなんてものは存在しません。結局はコンテンツ勝負です!
SWELL、AFFINGER6で別々のサイトを運営していますが、どちらのテーマを選んでも検索上位に表示されます。「こっちのテーマはSEOが強力だからおススメ!」なんてことはありません。
AMP対応の違いを比較
AFFINGER6とSWELLはAMP非対応。
AMPって何?
簡単に言えば、スマホサイトを高速化させる仕組みのこと。ちなみにAMPは「Accelerated Mobile Pages」の略。
AMPはここ数年グーグルが推奨していて、検索エンジンの順位を決めるアルゴリズムにも含まれそうなテクノロジー。かつてのHTTPS化のようにAMP対応が必須の流れになるかもしれません。
Googleページ エクスペリエンスの改善に必要なツール
優れたページ エクスペリエンスを実現するための簡単かつ費用対効果の高い方法に AMP があります。AMP チームの分析によれば、大多数の AMP ページは優れたページ エクスペリエンスを実現しています。AMP サイト運営者様には、最近リリースされた AMP ページ エクスペリエンス ガイドの利用をおすすめします。
Google 検索へのページ エクスペリエンスの導入時期
【参考】AFFINGERのAMP設定について
AFFINGER6からAMPは非対応になりましたが、AFFINGER5ではベータ版ながらAMPをサポートしていました。
AMP設定は記事単位で設定する設定と全ページをAMPに一括対応させるオプションがあります。
- AMPが有効化されている場合にAMPページに向けてrel=”alternate”を挿入する
- AMPページの「通常ページへのリンク」を非表示にする
- AMPページにインラインCSSを許可する
AMPのオプションはあるけど、あくまでベータ版。使ってみたけど、なんか表示がおかしく違和感を感じました。
サイトのAMP化が目的ならAFFINGER6以外のAMP対応テーマを選んだほうが良いでしょう。
ベータ版って何?
ベータ版は正式版をリリースする前のサンプルみたいなもの。そのまま開発されて正式版になることもあるし、採用されないこともあるバージョンのことだよ。
将来的にSWELLはAMP対応するのか?
SWELL会員フォーラムでSWELL開発者さんが今後のAMP対応についてコメントしていました。
SWELLは今後AMP対応するか?
「SWELLでのAMP対応は予定にございません」
SWELL会員フォーラム(2021年1月)
ハッキリ書いてありました。
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
AMP対応 | 非対応 | 非対応 |
PWA対応の違いを比較
SWELL、AFFINGER6ともにPWAは非対応。
購入者限定のAFFFINGER6のWebマニュアルとSWELLのフォーラムをチェックしましたが、関連する情報はありませんでした。
PWAって何?
PWAはProgressive Web Appsの略。
「App」って単語が含まれている通り、サイトをスマホアプリのように動作させる仕組みのことだよ!
PWA機能のあるサイト運営だと次のようなことが実現できます。
PWA機能の一例
- 更新情報を伝えるプッシュ通知
- オフラインキャッシュ
どうしてもサイトをPWA対応にしたい人は「PWA対応のテーマを使う」もしくは「PWAプラグインを使う」選択肢があります。ちなみにPWA対応のWordPressテーマだとTHE THOR(ザ・トール)が有名どころです。
PWAプラグインはWordPressプラグインディレクトリーに登録されていますので、自分の好みのものを見つけてPWA化にチャレンジしてみてください。
WordPressプラグインディレクトリー:PWAプラグインの一覧
【比較】AFFINGERとSWELLのサポートの違い
SWELL、AFFINGER6のサポートに違いを比較します。
AFFINGER6にはサポートがありません
これが結論です。
サイトを運営していると、次のようなトラブルが発生することがあります。そんな場合に大事になってくるのがサポートです。
トラブルの一例
- 英文字のエラーが出た…
- 表示がおかしくなった…
- 設定方法がわからない…
まずは一覧ので比較です。
サポートの比較表
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
サポート | フォーラムでのサポート | 無し |
コミュニティー | 購入者限定コミュニティー | 無し |
それぞれを詳しく解説していきますね。
サポートの違い
SWELL、AFFINGER6のサポートシステムは全くの別物です。
SWELL | AFFINGER6 |
---|---|
投稿型のフォーラム(BBS) | 無し |
SWELLのサポート
SWELLのサポートは会員登録したユーザーが疑問や要望を投稿するフォーラム形式です。イメージとすると、WordPress公式のサポートフォーラムです(参考:WordPress公式サポートフォーラム)。
投稿するとSWELL開発者さんや他のユーザーが返信を書き込むといったシステム。「なんとなく自分からは疑問を投稿するのが不安だ」という人は、過去の投稿から自分と同じ問題を抱えている人の投稿を読むことができます。
「問い合わせしたいけど、問い合わせの仕方が分からない」という人にも安心なシステムです。
投稿して、無視されたりしないの?
されないよ(笑)
【感想】実際にサポートフォーラムで相談した体験談
SWELLで困ったことがあったので、SWELLのフォーラムで相談してみました。投稿してからすぐにSWELLの開発者さん自ら返信してくれました。わざわざアップデートのテーマ を作ってくれた。
質問をしてからわずか1時間42分後。祝日だったのにメチャクチャ早くて驚いた。
SWELLでサポートを受けた感想についてはレビュー記事を書きました。
- 過去の投稿を見ることができる(自己解決できる)
- テーマ開発者さんから直接答えがもらえるSWELL公式設定マニュアル(リプが超早い!)
- テーマに関する要望を伝えることができる(要望を反映しれくれることがある!)
他の有料テーマを購入した僕は色んなフォーラムに参加中です。
SWELLが最もテーマ開発者が積極的に返答している印象。利用者との距離感が近く、かなり親身に対応しています。
AFFINGER6のサポート
AFFINGER6にはサポートがない。
え!本当なの?
本当です。
公式サイトの抜粋です↓
WordPressテーマ及びプラグインの保証・サポートについてご理解のお願い
引用元:アフィンガー公式販売サイト
サポートは行っておりません。
ハッキリ「サポートは行っておりません」と記載しています。
このシステムはかなり珍しく、サポートのない国産のWordPress有料テーマはボクが知るかぎりAFFINERぐらいです。
有料テーマのサポート
テーマ名 | サポートの有無 |
---|---|
AFFINGER | なし |
SWELL | あり |
JIN | あり |
SANGO | あり |
STORK19 | あり |
THE THOR | あり |
自己解決が基本です。
自分で調べても解決できない場合は、ツイッターで助けを求めるか、お金を払って専門業者に作業の代行を依頼することになります。
ツイッターでリサーチすると、AFFINGERのユーザーさんが悲鳴を見かけました↓
【求】アフィンガー詳しい民
— ハル🚀ブログやってる人 (@HARUblog_0to100) June 5, 2022
youtube埋め込みすると再生されない表示が出現し、白目剥いてます
解決策調べても出てこないので、詳しい人いたら教えてくれませんか。お願いします(ジャンピング土下座)#affinger#アフィンガー
最近、WordPressテーマのAFFINGERで500エラーがよく出るのですが僕だけでしょうか…🥲
— kei@ウェブ (@KeiKei0815blog) August 11, 2022
affingerの子テーマ使ってる場合もAdsenseの申請コードは子テーマじゃなくて、親テーマの方に貼ればいいのでしょうか?
— UG@Spyksゲームブログ 幻塔seekerサバ (@spyks42) June 10, 2022
誰か教えてください〜🙇♂️#ブログ初心者 #ブロガー#ゲームブログ
wordpressのテーマAFFINGERで、メルマガプラグインMailPoet3の登録フォームで登録がエラーになるシステムトラブル。他のテーマでは問題ないみたい。なぜだ。なぜAFFINGER5、AFFINGER6のみで発生するんだ~!!
— メガネちゃん (@tanuki_26) March 23, 2022
クライアントさんにワケ話してテーマ変更サイト作り直しにしようかしら。うーん困った。
ボクがAFFINGERからSWELLに移行した理由の1つが、AFFINGERにはサポートがないからです。
WordPressはアップデート頻度が高いプラットフォームです。サイトを閲覧するブラウザや端末は、けっこうな数がありますよね?
ブログを運営していてちょっとした不具合が起きるのって、普通のことです。
なにかしらトラブルが発生した時に、報告する窓口がないのはブログ運営の致命的なリスク。サイトが表示されいといったトラブルの場合、最悪ブログ運営が停止します。
- SWELL:サポートは会員フォーラムタイプ。過去の投稿も見れるので、自己解決のヒントになる。
- AFFINGER6:サポートなし
Webマニュアルの違いを比較
SWELL、AFFINGER6のWebマニュアルの違いについてです。両テーマともWebマニュアルがあります。
SWELL | AFFINGER6 |
---|---|
公式サイトで一般公開 | テーマ購入者限定 |
SWELLのマニュアル
テーマの設定方法などを画像、動画で解説しているWebマニュアルが公開されています。
一般公開されていますので、SWELL購入者以外でも閲覧できます。
AFFINGER6のマニュアル
AFFINGER6もWebマニュアルが用意されています。
SWELLと違い会員限定です。
画像も多く含まれていて、AFFINGER6の初期設定の方法などが分かりやすく解説してあります。サイト内検索機能もあるので、キーワードから探したいマニュアルを探すことも可能。
- SWELL:一般公開のWebマニュアル
- AFFINGER6:購入者限定のWebマニュアル
コミュニティー
SWELLにはSWELL購入者限定のコミュニティーがあります。
SWELL購入者やSWELL開発者さんがSWELLやブログ運営について会話できるコミュニティーです。SEOや、アドセンスといったSWELLのテーマ以外についても雑談しています。
AFFINGER6の公式コミュニティーはないの?
以前はあったけど、最近は運営を停止しています。
AFFINGER専用のコミュニティーフォーラム
再開は未定
URL:https://stinger-faq.com/
テーマのアップデートの違い
結論:SWELL、AFFINGER6両テーマともにテーマのアップデートは「無料対応」です。
両テーマともに不定期ながらアップデートされています。
テーマのアップデートって何?
新機能の追加、不具合の解消、新バージョンのワードプレスへの対応、ブラウザの新バージョンへの対応なんかだよ。
どんなアップデートがあったかをを実例で紹介します。
SWELL2.2.9.1へのアップデート
この記事を書いた日(2021年1月5日)の直近のものです。内容は不具合を解決するためのアップデートでした。
- 投稿リストブロックの設定が一部クリックできない不具合を修正。
- LPページでフッターを表示に設定しなくてもフッターが出現してしまう不具合を修正。
- iframeを使用しているページをEdgeで見ると警告が出てしまうことがある不具合を修正。
SWELL会員フォーラムに「不具合かもしれない」と報告があがり、数日後には不具合解決のアップデートファイルが公開されました。
SWELL開発者さんがバグを解決する速度は超早いです。
AFFINGER20201005へのアップデート
不具合の修正と、メタの追加設定に関するアップデートでした。
- 「記事一覧・関連記事一覧の投稿日(更新日)を非表示にする」有効時もタグは表示されるよう修正
- 「ヘッダー(及びフッター)にキャッチフレーズを表示しない」を有効時の構文エラーの修正
- meta name=”referrer” content=”no-referrer-when-downgrade”の追加
AFFINGERの注意点
「AFFINGER4」 と「AFFINGER5」は別製品です。
AFFINGER4 からAFFINGER5にするには、アップデート版の購入が必要です。
- SWELL、AFFINGER6:無料アップデート対応。
ライセンスの違いを比較
SWELLとAFFINGER6のライセンスの違いについてです。自分のサイトを作る場合だけでなく、クライアントのサイトを作る人は要チェックです。
結論:クライアントサイトを作るなら、SWELLがお得。自分のサイトならどちらでも複数作れる。
テーマ名 | 自分のサイト | 第三者のサイト | NGなジャンル |
---|---|---|---|
SWELL | 複数つくれる | 複数つくれる(※) | なし |
AFFINGER6 | 複数つくれる | 別ライセンス | なし |
ライセンス違反にならないよう、公式サイトの情報で正しく理解しましょう。
自分の運営するサイトを複数作れるか?
結論:SWELL、AFFINGER6とも自分の運営するサイトを複数作成できる。
SWELL、AFFINGER6ともこの点で差はありません。主に1つの購入で複数のサイトの制作が可能かは有料テーマ購入時の重要な確認ポイントです。
↓SWELL、AFFINGER6の公式サイトの情報をまとめました。
SWELL:複数のサイトでも使えるの?
SWELL公式サイト:SWELLに関するよくある質問
はい、使えます。
SWELLは100%GPLテーマなので、使用に関する制限などは一切ございません。
AFFINGER6:複数サイトでの利用について
AFFIGNER販売ページ
商品は購入ユーザー(個人単位)の所有するWebサイトに限り複数でもご利用頂けます(第三者への商品の配布、譲渡は固く禁止しております)。
自分の運営するサイトとは?
ブロガーや企業が自分の運営するメディアのことです。ブロガーなら、雑記ブログや複数の特化ブログにテーマを使い回せるか?は重要な確認ポイントです。企業の場合、1つのテーマでコーポレートサイト、サービスサイト、オウンドメディアなど自社運営メディアを複数作れるとコスパが良いと言えます。
テーマをちゃんと購入しても、自分のサイトを複数作ってはダメなことがあるの?
STORK19などを販売しているOPEN CAGEの有料テーマは、自分のサイトであっても複数サイト制作は利用規約で禁止されています。
OPEN CAGEご利用規約
【1. テーマについて】
OPENCAGE:ご利用規約
1回の購入で1サイトにご利用可能です。
第三者のサイトを作れるか?
クライアントのWebサイトを制作するデザイン会社、フリーのWebデザイナー向けの情報です。
1つテーマを買って、複数のお客さんのサイトを作れたらコスパがいいですよね?その反対に、クライアントの数だけテーマを購入したら利益が減ってしまいます。できれば1つのテーマ購入だけで複数のサイト制作に対応しているテーマを選びたいところです。
テーマ名 | 第三者のサイト制作 |
---|---|
SWELL | 〇 |
AFFINGER6 | ×(クライアントごとに追加ライセンス) |
↓公式サイトの情報です。
SWELL:複数のサイトでも使えるの?
SWELL公式サイト:SWELLに関するよくある質問
はい、使えます。
SWELLは100%GPLテーマなので、使用に関する制限などは一切ございません。
AFFINGER6:テーマを利用して制作・代行ビジネスをしても構いませんか?
当テーマを既に所有済みの方のカスタマイズ依頼をお受けいただくのは問題ございません。所有されていない方のサイト制作を代行する場合は例え管理者が同一でもサイトの所有者分のテーマ及びプラグインを購入頂く必要があります。
AFFINGER公式:お問い合わせ
AFFINGER6のライセンスの解釈
●自分もクラアインともライセンスライセンスを持っている場合
→追加ライセンスが必要。
●自分はライセンスを持っている、クライアントはライセンスを持っていない場合
→クライアント分のライセンスが必要。
WordPressの有料テーマって「自分のサイトは何個でも作ってOK」、「クライアントサイトは別ライセンス」という種類が多い印象です(例:AFFINGER6、THE THOR、JIN、SANGO)。
それと比較してクライアント分のライセンスが不要なSWELLはお得と言えます。
本当にSWELLでお客さんのサイトを作っても、追加ライセンス必要ないの?
↑の引用だと「外注の場合は・・・」とか記載がないからもしかしてと思って調べてみたよ。SWELLの会員フォーラムを見たら、質問をしている人がいたの。SWELL開発者さんからの返答は「ライセンスの追加購入は必須ではない」って書いてあった。
SWELLのライセンスは使い回せるか?複数サイトを作る場合の注意点を解説
制作NGなジャンル
結論:SWELL、AFFINGER6ともに制作が禁止されているジャンルはありません。
まれにアダルト系サイトの制作が禁止されているテーマがあります。テーマのブランドイメージを考慮しているのだと思います。SWELL、AFFINGER6ともに制作できるサイトジャンルに制限はありません。
↓SWELL、AFFINER5公式サイトの情報をまとめました。
SWELL:テーマご利用について
利用者は、本テーマをどのようなジャンルのサイトでも利用できます。
SWELL公式:ご利用規約
AFFINGER6:仕様の制限について
使用するサイト内容に関しては法律及び公序良俗に反しない範囲であれば制限はございません(アダルト可)。また、テーマは購入ユーザー様自身の所有するサイト(個人単位)であれば複数で使用しても問題ありません。
AFFINGER公式サイト
- SWELL、AFFINGER6ともに自分のサイトは複数作れる
- 第三者のサイト制作をするなら、ライセンスの追加購入が必須ではないSWELLがお得
- 作ってダメなジャンルはない
テーマ乗り換えサポートの違い
テーマを別のテーマに切り替えるのはメチャクチャ面倒な作業です。
SWELLは面倒なテーマ切り替え作業をサポートしてくれる「テーマ乗り換えサポートプラグイン」があります。テーマ乗り換えサポートプラグインはSWELL会員であれば無料で利用出来ます。
切り替えたいテーマを有効化するだけじゃダメなの?
切り替え前のテーマでテーマ独自の機能を使っていると、テーマ切り替え後に「表示がズレる」「装飾が表示されない」「エラーが出る」といったトラブルが発生するよ!
テーマ乗り換えサポートプラグインは次のテーマに対応しています。
テーマ乗り換えプラグイン対応しているWordPressテーマ
- AFFINGER
- Cocoon
- JIN
- SANGO
- STORK
- THE THOR(ザ・トール)
記事数が多いと切り替え作業は本当に時間がかかるので、テーマ乗り換えサポートプラグインがあるのはSWELL選択のメリット。残念ながらAFFINGER6はこの手のサポートプラグインは提供していません。
実際にテーマ乗り換えサポートプラグインを使った感想については次の記事で紹介します。
AFFINGER5からSWELLへテーマを移行する方法【テーマ乗り換えサポートプラグインが超便利!】
ネットの情報「量」と「質」の違いを比較
- 情報量ならAFFINGER6
- 質と探しやすさはSWELL
WordPressサイトを運営していると「ここカスタマイズできないかな?」とググって情報を探すことがあります。わざわざ専門業者にコストをかけて依頼するより自己解決したいですよね?
テーマのユーザー数が多いと情報量が多く自分のやりたいことのサンプルコードがそのまま載っていることがあります。人気のないテーマだと参考になる情報が少なくて不便だったりします。
SWELLとAFFINGER6の情報の差を比較します。
カスタマイズ関連の情報「量」ではAFFINGERが上か?
AFFINGER6はアフィリエイト業界で人気のAFFIGNERシリーズの最新バージョン。知名度が高くSWELLよりユーザー数が多いです。
そのため、ネットではAFFINGERシリーズに関する記事は大量に見つかります。以前は圧倒的に記事数が多かったAFFINGERですが、最近はSWELLの記事も急増しています。
ここ最近ではSWELLの方が多く検索にヒットします。
検索キーワード | 検索結果のヒット数(Google) |
---|---|
SWELL ワードプレス | 5,740,000 件 |
SWELL WordPress | 5,490,000 件 |
アフィンガー ワードプレス | 1,220,000 件 |
AFFINGER WordPress | 67,600 件 |
SWELLは「うねり」を意味する英単語。
SWELL単体のキーワードだとWordPress以外も検索される為、「WordPress」と合わせて検索しました。
ちなみにテーマの販売時期は次の通りです。AFFINGERは無料テーマのSTINGER(スティンガー)がベース。STINGERは無料テーマとして2012年にリリースされました。
テーマ | リリース日 |
---|---|
STINGER | 2012年12月 |
AFFINGER 1 | 2015年6月 |
SWELL | 2019年3月 |
AFFINGER 5 | 2019年8月 |
情報の「質」と「探しやすさ」ではSWELL
SWELLのカスタマイズやトラブルシューティングに関する情報は、SWELLのフォーラムに投稿されています。
しかもその投稿のほとんどは、SWELLテーマの開発者さんが自ら回答しています。
- (誤り)信ぴょう性が高い
- (正解)答えが書いてる
ネットの情報って誰が書いている情報かも分かりませんし、正しくない情報が多々あります。
それを、手当たりしだいに試すのって時間のムダです。
フォーラムはSWELLのことしか書いていません。ノイズとなる情報がないのでググるより簡単に情報を探せます。
テーマ販売アフィリエイトプログラムの違いを比較
SWELL、AFFINGER6ともにアフィリエイトプログラムがあります。
何それ?
①SWELLのテーマをブログで紹介する
②ブログ読者がSWELLの公式ぺージに移動する
③ブログ読者SWELLを購入する
→報酬がもらえる
これがアフィリエイトプログラムです。
テーマ販売のアフィリエイトの報酬額
テーマを紹介した際に受け取れるアフィリエイト報酬額についてです。
テーマ | アフィリエイト報酬額 |
---|---|
SWELL | 2,500円 |
AFFINGER6 | 最初の1~3件:1,000円 4件目以降:7,000円 |
AFFINGER6は最初の3件が1,000円ですが、4件目以降は売れる度に7,000円です。
この違いは大きいですね。
SWELLはテーマ購入者のみアフィリエイトプログラムに参加できる
SWELLは実際にSWELLを購入したユーザーのみアフィリエイトできるシステムです。一方のAFFINER6は購入しなくてもアフィリエイト紹介可能です(ASPはインフォトップです)。
その他の違いを比較
個人的に気になる両テーマの違いをいくつか紹介します。
吹き出しを登録できる数
ブログ運営でよく使う「吹き出し」↓
僕もよく使います
SWELL、AFFINGER6ともにテーマの基本機能の1つです。両テーマとも吹き出し専用メニューから吹き出しを登録しエディターで呼び出す仕様です(※)。
違いですが登録できる吹き出しの数です。登録できる吹き出しの数はSWELLは無制限、AFFINGER6は8個までの上限つきです。
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
吹き出しの数 | 無制限(※) | 8個 |
AFFINGER6には会話吹き出しの数を増やす専用プラグインがあります。
ですが、有料で2,980円です。
複数のキャラクターを登場させる場合の他、「驚いた顔」「喜んでいる顔」といった具合に異なる表情の吹き出しを使いたい場合、AFFINGER6には制限があるので注意が必要です。
指定できるフォントサイズの違い
「フォント」=「文字」のことです。
SWELL、AFFINGER6両テーマともに記事のフォントサイズを「一括指定」できます。
この一括指定オプションはSWELL、AFFINGER6に違いがあります。
SWELLの一括オプション
↓の画像はSWELLでフォントサイズを一括する設定画面です。
設定できるオプションとして、PC・タブレット向けフォントサイズを「14~18px」で指定。モバイルサイト向けフォントサイズを「小、中、大」から選択できるという機能です。
ある程度スキルのある人なら、style.cssに独自CSSコードを追加すればさらに調整できます。
これで十分そうですが、AFFINGER6のフォントサイズの設定項目はちょっとヤバいです↓
AFFINGER6の一括オプション
AFFINGER6のフォントはメチャクチャ細かく設定できます。
パソコン用(960px~)、タブレット(959px~600px)、スマホ(~599px)と3つの解像度ごとに設定できます。SWELLのように基本の文字(p)だけじゃなく、各見出し(h2~h4)の文字サイズも数値で指定できます。しかも文字サイズだけでなく行間もpx単位で細かく設定可能。
JIN、THE THORと比較してもフォントの設定項目の数はAFFINGER6がナンバー1です。
メインビジュアルの動画の違い
トップページに表示するメインビジュアルの動画の違いです。
SWELL、AFFFINGER6ともにメインビジュアルに動画を設定しインパクトあるデザインに仕上げることができます。この動画の仕組みにも大きな違いあります。
メインビジュアル動画の違い
- SWELL:動画をサーバーにアップロードし動画ファイルを再生する仕組み
- AFFINGER6:YouTubの動画を再生(THE THORと同じタイプ)
共有のレンタルサーバーにはデータ転送量の制限があります。
SWELLであまりに大きな動画ファイルをメインビジュアルにすると、制限を受ける可能性があります。
- エックスサーバー(X10プラン): 300GB/日(参考:サーバー仕様)
- ConoHa WING: 9.0TB/月 (参考:機能一覧)
- さくらインターネット(スタンダード): 160GB/日(参考:【さくらのレンタルサーバ】基本仕様)
- ロリポップ!(ハイスピード): 360GB (参考:ご利用料金 )
重い動画を使う場合は注意しましょう。
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
トップページの動画 | Webサーバー上の動画 | YouTube動画の埋め込み |
SWELLがおススメの人
『SWELL』を選んだ方がいいのは、次のような人です。
SWELLがおすすめの人
- WordPress初心者で、初めて有料テーマを導入したい人
- ブロックエディターに慣れている・ブロックエディターを試したい人
- オンラインサロン的な感覚で、他のSWELLユーザーとブログ運営の相談をしたい人
- Web事業者、フリーランスのWeb制作者でクライアントサイトを作る人
- 運用中のブログに記事が30個以上ある
Cocoonからだとテーマ移行がスムーズ
無料テーマのCocoonでブログ運営をしていた人は、「エディターの使い勝手」と「テーマ切り替え」の観点から、他のテーマと比較してSWELLへの移行作業とその後のブログ運営がスムーズです。
Cocoonからの移行がスムーズな理由
- SWELLのエディターはCocoonと同じブロックエディターをベースにしている
- テーマ乗り換えプラグインがある
SWELLとAFFINGER6のエディターは同じWordPressでも全く違うものです。
SWELLにテーマを切り替えても、違和感なくブログ運営を継続できます。もしAFFINGER6への切り替えをしたい場合、Cocoonでクラシックエディタープラグインを有効化して事前にエディターがどれだけ違うかを試すことをお勧めします。
クラシックエディタープラグインは無料で使えます。
またCocoonからのテーマ乗り換えプラグインがあるので、テーマの移行にもそれほど時間はかかりません。AFFINGER6へ移行する場合は、テーマ乗り換えプラグインがないので1記事あたり15分~30分程度かかります。
AFFINGER6がおススメの人
『AFFINGER6』を選んだ方がいいのは次のような人です。
AFFINGER6がおススメの人
- サポートが一切なくてもサイト運営できる上級者
- クラシックエディターでブログを運営したい人
- 記事の装飾の種類がとにかく多いほうがいいと感じている人
- アフィリエイトブログで、ランキングや比較記事を多く書く予定の人
- SEOで実績のあるテーマを使いたい人
- HTMLコードの編集に慣れている人
ブロックエディターしかさわった事がない人は、なれるまでに時間が相当かかると思います。ある程度WordPressブログに慣れている人で、ネットで自己解決できるレベルの人はAFFINGER6に向いているといえます。
大事なことなので繰り返しますが、アフィンガーにはサポートがありません!
FAQ
SWELLとAFFINGER6の比較に関してのFAQです。
SWELLを安く購入する方法は?
次の記事で詳しく解説しています。
SWELLの購入を検討しています。特典付きでSWELLを購入できるサイトはありますか?
ありません。SWELLは特典付きでの紹介を禁止しています。
以下、公式サイトからの抜粋です↓
アフィリエイトプログラムについて
引用元:SWELLアフィリエイトプログラムについて
会員サイトマイページよりアクセス可能なもしもアフィリエイトプログラム(以下、「本アフィリエイト」といいます。)を利用する皆様(以下、「アフィリエイター」といいます。)は、本条で定める次の各項に書かれた内容について同意するものとします。
まとめ
WordPress人気テーマのSWELL、AFFINGER6(アフィンガー)の違いについて解説しました。
ボクはSWELLとAFFIGNERを長年使ってるユーザーですが、新規でブログを作るなら間違いなくSWELLを選びます。
比較表
SWELL | AFFINGER6 | |
---|---|---|
テーマ料金 | 17,600円 | 14,800円 |
ページ読み込み速度 | 5.0 / 5.0 | 3.0 / 5.0 |
記事の装飾機能 | 5.0 / 5.0 | 4.5 / 5.0 |
記事の書きやすさ | 5.0 / 5.0 | 3.5 / 5.0 |
ブロックエディター対応 | 100% 対応 | クラシックエディター推奨 |
レイアウトの設定項目 | 4.5 / 5.0 | 5.0 / 5.0 |
SEO設定のしやすさ | 5.0 / 5.0 | 4.0 / 5.0 |
AMP対応 | 非対応 | 非対応 |
テーマ乗り換えサポート | 有り | 無し |
サポート | 5.0 / 5.0 | 無し |
ライセンス | 複数サイト対応化 | 複数サイト対応化 |
テーマ購入サイト | SWELL公式ページ | AFFINGER公式サイト |
各テーマの購入方法の手順をまとめました。購入の仕方に不安がある人は参考にしてください。
- WING Affinger5(アフィンガー)とSWELLの違いを比較
- THE THOR(ザ・トール)とSWELLの違いを比較
- JIN(ジン)とSWELLの違いを比較
- CocoonとSWELLってどう違うの?両テーマを徹底比較。テーマ切り替えのメリット・デメリットを解説
- DIVERとSWELLの違いを比較【初心者向けのWordPressはどっち?】
- どちらも可愛いSANGOとSWELL。どっちが初心者向け?違いを詳しく比較!
- STORKからSWELLにテーマを移行【テーマ切り替えのメリットと移行手順を解説】
- SWELLとHummingbird(ハミングバード)の違いを比較
- STORK19とSWELLの違いを比較【それぞれのメリット・デメリットをWeb制作業者が解説します】
- 【徹底レビュー比較】Emanon ProとSWELLの違いは?どっちが初心者向けのテーマか?
- SWELLと賢威8をレビュー。何が違うの?テーマを比較!